「んー、やっぱチョコケーキの方がうめぇな。ってか顔赤くね?」





うそっ!?




慌てて両手でほっぺをさわると、確かにほっぺが熱かった。





「これはその…つまり…」





「…緊張でもした?」





う…



バレた…






「ち…ちがうから…!」





「ふーん。ま、どうでもいいけど」




そういって蓮は立ち上がって、玄関へと向かった。





「帰るの!?」