赤い車


すぐ分かる




蒼也さんが車から降りてきた




「どうぞ?お嬢様」




助手席のドアを開けてくれた




「ありがとうございます…王子」




「王子って…俺、王子似合う?」



そういって車に乗り込んだ



「今から俺んちいって髪の毛やって梨衣菜せっかくおしゃれしてくれてるから出かけよ?」




みた目と違くて本当考えが大人




「うん!!!!」




「今日はどんな色にすんの?」




「どーしよ…蒼也さんみたいな色がいいな…」





「俺と一緒にする?なんちゃって!冗談言い過ぎたら怒られるからな…」




蒼也さんは1人で盛り上がってた



「同じでもいいよ?」




「まじでいつまてんの?梨衣菜」




「うん…?」