「梨衣菜…?」





「私……秋のこと考えるとここが痛い。授業中も秋の事ばかり考えてる…お弁当とか夜ご飯とか…好きなのかな?」





「そうだといいけど」




秋は長い腕で私を包み込んでくれた



この香水…秋の匂いだ


落ち着く…この匂い




「俺と付き合って?」




「うん…」




秋は強く抱きしめてくれた