「お父さんとお母さんは1ヶ月後に行くんだ。だから早いうちに荷物も持ってって…」








「私…出来るかな」








「大丈夫よ。お母さんの代わりにご飯も洗濯もしてくれてるじゃないの!」






そういって私の背中を思いっきり叩くお母さん








「痛いよ…でも頑張ってみるよ」








お父さんは目をキラキラさせて喜んでいた






「お父さんのデザインして完成した服は届けるし毎月のお金も送るからな」








「ありがと…でも私バイトしてみるよ」







「なんかすまないな…」









「大丈夫…今週の金曜日あたりから準備するから手伝って?」








「わかったよ」






そういって私は自分の部屋へ戻った