「ありがと…」





「お前…目真っ赤」



秋は私の目を拭いてくれた





「家、帰ろ?」




「うん…」



秋は私の手を握ってくれた





やっぱ秋が一番好き…



ただ嫉妬してただけかもな…私




蒼也さんのことなんか好きでもなかったのに…





私、ばかだ。