「コレさぁ、多分藍枝さんの手作りだよね?お菓子と言えども好きな子の手作り料理なら欲しいと思うのが、男ってもんなの」


「………//////」


な…何なの……コイツ……


どうしてここまで、私の心の中にグイグイと入って来る事が出来るの……?


1ヶ月前にキッパリサッパリフッてから、ずっとカワイくない態度とり続けて来た。


スタイルだって顔だって平均以下だし、唯一良いとしたら頭脳位。


なのに―――…


「ダメかな?やっぱり。お返しはするよ」


「………いいわよ。あげる」


「えっ、マジで!?やった!!」