廊下に出ると鈴が待っていた






鈴菜「遅い〜!すんごい待ったよ!」




向日葵「ごめんねっ委員会なかなか決まらなくてさぁ…いこっか!」




学校を出て駅前のショッピングモールへ向かい、

二人でいろんなショッピングバックを両手に抱えてカフェに入った







鈴菜「ひまちゃん買いすぎ〜」




向日葵「鈴ちゃんこそ〜」





とにやにやしながら席に着く






向日葵「そういえばさ〜さっき委員会決めで無理矢理体育委員にさせられちゃったよ〜」





鈴菜「えっあの運動音痴のひまちゃんが!?」




そう…私は超ド級の運動音痴






小さい頃からかけっこはいつもビリだったし、体育の成績はいつもビリだった







向日葵「一言余計だよ〜まぁ事実だけど…あー先が思いやられるよー」




鈴菜「まぁ言ったって特に体育委員なんてすることないでしょ!集まりだけちゃんと入ってれば楽だよきっと!」





向日葵「まぁ、そうだよね、鈴ちゃんのクラスはどう?」





鈴菜「あたしはなんとかやっていけそうな子達がいるよ〜、一安心かな!」






向日葵「よかったぁ心配だったんだよぉ〜本当よかったね!!!」






鈴菜「おチビ心配してくれたのか!くぅ…可愛いなぁひまちゃんは」





向日葵「ちびじゃないもん!みんなが大っきいだけで普通だもん!」





鈴菜「ふふ!あ、もうこんな時間だよ、そろそろでよっか!」





向日葵「19:00か!時間がたつのは早いねぇ」






鈴菜「今日はfree styleが21:00からTVでるから早く帰らないと!」





free styleとは鈴ちゃんの好きな
男3人組のアイドルグループだ






向日葵「今日は新曲披露みたいだね!」




鈴菜「そうなの!じゃあまた明日ね!」




向日葵「うん!明日ね!」