「ステッキさん、前ページのおじさん達は何言ってんの――」


「何をってりおん、これからの物語の伏線ではないか――」


「んーーっ、話が段々シリアス路線に振れてないかなぁ――」


「心配するな、著者も色々と考えがあるのだろう――」


「なぁーんかぁ、散々盛り上げておいて、闇展開に突入――突如、わたしはここにいていいんだ――みたいな結末にならないよねぇ――」


「りおーーーん、何の事だかさっぱりわからんが、感じ方は人それぞれだぞ――我々は待つしかないのだ――本当の結末を――」


「ってかこの会話、本編とは全く関係がないぞ――」


「いやぁ、ちょーっと重い話が続いたから箸休めだよ――」


「りおん、前ページの会話から想像するに、もう少し重い話が続くんじゃないかなぁ――」


「えーーっ、わたしもしばらく魔法少女になれないし、出番減らされるのかなぁ――」


「いやいや、一応主人公はりおんだから――」


「わたし、このまま消えたりしないよね――――よしっ、消える前に一発ネタでもかましときますか――」


「――――」


「オーダーぁーッ、わたしは監理局と評議院を支配するッ――その魂――わたしに預けろッ――」




「りおん――そろそろ本編に戻ろうか――」




「そうだね――――」