今でもずっと大好きで

りゅうと私は、ピアノが大好きでりゅうのほうがピアノは上手だけど、分からないところとか教えあったり、時には一緒に合わせたり、いつからかこんな関係になってる。

だから、部活がない日は音楽室を2人で独占するの。部活がある時は、吹奏楽部とか合唱部が使ってるからね。

あ、ちなみに私とりゅうは部活にはいってない。かなめと、咲妃は、サッカー部、吹奏楽部に入ってる。

部活がないのは木曜日。かなめとは放課後は一緒に帰らない。かなめは、木曜日にバイトを入れてるし、あとの曜日はぜーんぶ部活で埋まってるから。

だから、放課後は自分の好きなように過ごせるんだ♪でも、りゅうと一緒に音楽室にいるのは誰にも秘密。

咲妃に言ってもいいんだけど、どっちかというと咲妃は要のかたをもつから、コレを要に知られては少し困る。

別に隠してる訳じゃないけど、知られたらなにかと面倒なことが起こるから。



ピアノが弾きやすくなるように、少し長い髪を高くゆって、身だしなみを整え教室へ
戻るとりゅうはもう音楽室に向かったみたい。

私も、荷物を持って音楽室へ向かおうと廊下へでると帰ったと思ってた要に会った。

「ゆら、まだ帰ってなかったんだ!髪の毛いつもと違うけど、どーしたの??」

「うん、トイレに行ってた。髪は、ちょっと気分で変えてみたの。」

「そーなんだ。これから用事ないなら、一緒に帰ろうよ!」

「あぁーっごめん!友達と約束しててさ。今日一緒に帰れない」

「そーなんだ。友達って誰?」

「うーんっと、友達は友達ー!んじゃまた明日ね!」
返事を聞く前に、走ってきちゃった。要にはホント申し訳ない。コレだけはホントに要に知られたくない。
久々に走ったから、ちょっと疲れたかも。まぁ、音楽室にはいろーっと。

「りゅうーまたせてごめんね」

「ううん、僕もさっきついたから」

「そうなんだ。ありがと」

そういった瞬間、私はクラッとフラついて床に足をついた。めまいがする。走るといつもこう。だから体育はあまりできないの。少し休めばすぐ治る。思いっきり走りたいのにな。

「ゆら!?だいじょぶ?保健室行かなきゃ」

「りゅ、う大丈夫だから。少し肩かして。」

少し窓に近いところにあるイスに座り、私はりゅうの肩をかりて、少し眠りについた。それを、あの人に見られてるとも知らずに…
ゆらは、出会った頃から体が弱くて、皆が体育をしてるときは隅の方でずっと見学をしていた。

背も小さくて、体も細くて、健気で、可愛くてなんだか腐れ縁なのかずっと同じクラスで同じ学校。

ホントに今、僕はどうしたらいいのか正直焦った。急に目の前でゆらが倒れて僕がなんとかしないとってすごく不安になった。
ゆらの意識がちゃんとあったから、この場はよかったけど、なかったらホントヤバかった。

僕にとってはとっても大切な存在だから、ちゃんと守ってあげたい。でも、大切な存在だからといって、好きとかそういうのはよくわからない。
まず、どういうのが好きって感情なのかわからないんだ。

だから僕は、僕の肩で寝ている君のことを、傷つけないように、静かに頭を撫でて見つめることしかできないよ。

次の日、私はいつものように学校へと向かった。
朝、なぜかいつもの要は待っていてくれなくて何かあったのかな?って思う。
でも足取りはいつもと同じで学校へと付いた。

校舎へ入ると下駄箱に要がいたなんか様子がおかしくて気になる。
「かなめ?どうしたの?」
でも要は私の言葉なんか無視して、その場で急にふかいふかいキスをした。
こんなの初めてっていうくらいの深いキス。やだ。なんでこの人と私キスしてるんだろう。
頭が混乱しているとき、やっと私はそのキスから解放された。
「か、なめ?」
もう一度名前を呼ぶとやっとかなめはやっと口をひらいてくれた。

「昨日の放課後なにしてたの?」
「昨日は友達と、、、
答えかけた瞬間要は私を怒鳴りつけた。
「嘘なんかつくなよ!誰とどこでなにしてたんだ!!」
急だったから私は思わず後ずさりをした。
ただ怖くてここを逃げたくて、そしてりゅうとのことをどうしても言いたくなくて
でも動けなくて、どうしようどうしよう私どうすればいいの?要がこんな大声出すなんてなんで?もしかして、、

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