『りんー！おっはようっっ♪』
元気に声をかけてきたのは、私の親友ともみ。
『あっ。ともみ、おはよぉ♪ふぁぁぁ』
『ん？りんちゃんは、まだお眠かな？』
『そーなのー。昨日たまってたレポート仕上げてて、案の定寝不足～』
『りんは偉いね～。私なんかレポート忘れちゃたよー、昨日８時半に寝たよ。』
『寝すぎ～』
『いいのぉ！寝る子は育つから！』
なんて、いつも通りの会話で、私たちは
教室に入った。
ガラガラッ
『こらー、はやく席につけー、HRはじめるぞー』
『おっ!!荻迫(ｵｷﾞｻｺ)ティチャー！今日も
眩しいね～!!』
なんて、男子の冗談がはじまった。
先生も気の毒に。
まぁ、はげてるのは、ほんとのことなんだけどね。
そして
ザワザワしていた教室も、静かになりつつあった。
『じゃ、席戻るね～』
ともみも自分の席にもどっていった。
出席をとっていた先生の言葉がとまった
『.........今日も星川は休みか～』
星川くんは、７月になって今
入学式からずっと休んでる。
だから私は、星川のか顔がわからない。
たぶん、私だけじゃないとおもう。
どんな感じの人なのか、想像はつくけど、、
そんな事を思いつつ、HRがおわった。
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