雲は、1秒1秒顔を変える。



同じ形の雲に出会えることは絶対にない。




だからこそ、儚く、美しく、人の心を捕らえるのかも知れない。


春の桜や

真夏のひまわりも同じ。



1年中咲いていないからこそ、人の心を引き付けるのかも知れない。





永遠じゃないからこそ輝く。


人の命も

人の気持ちも

そうなのかも知れない。



永遠の命をもらえるならば、

それはすごく嬉しいことだし、

欲しいと思う。



でも、永遠の命をもらって、


今と同じ気持ちで生きることはできないんじゃないかな。



限りあるからこそ

貴重で、

大事で、

輝いてるのかな。





中学や高校も卒業は寂しいけれど、もし卒業がなかったら・・・


終わりがなかったら、あんなにも教室や黒板や廊下を

愛しく思わなかったかも知れない。