綺羅が、蘭ちゃんの家へ行った事を確認し、龍舞君をリビングへ呼んだ。


どうやら、龍舞君も綺羅も、好きでいるらしい。


綺羅は、良くても龍舞君には過去を聞いてもらう必要がある。


繰り返さないために…。


綺羅の事だから…過去は話して無いのであろう。


だからこそ、母親の私が話す。


綺羅は怒るかもしれない。


けど、もう傷ついて欲しくないから。