海が見えるところで休憩をした私たち。


この日は、別の暴走族集団がいた。


私は、雅の側から離れなかった。


「お?あれって…薔薇ーローズーじゃね?」


薔薇ーローズーとは、雅がいる暴走族の名前。


「あ?てめぇら…」


雅がものすごい顔してる。


聞けば、卑怯な手を使ったり、薬物したりと最低な不良だった。


「その女くれよ〜」


女って私だ。