なんて、言いながら先生は煌の頭をかき回した。


「お、そうだ。

お前ら、どうせ来たんなら校舎の中見ていくか?」



「えっ、いいの!!?」


「おう!ちょうど生徒たちもいないしな!」


「やったぁ!」



そう言いながら校舎の中に入っていった。



「おぉ、懐かしいね」



「うわー…まだ合ったんだねこれ」



「本当だ!でも、ちょっと薄くなってるね…」



私たちが卒業するときに教卓に書いたものでした。


もう、無くなってると思ってた。