「…ぷっ、お前ら変わんねぇな」





と、茉美に抱きついていると後ろから声がした。





振り返ってみると、笑っている煌とあくびをしている奏だった。






「あ、2人とも久しぶり〜」





「どう見たって変わったでしょ!?」






うん、変わった。





だって、茉美は腰まであった髪をばっさり切って今では肩につくかつかないぐらいのショートヘアーになってるし、







煌は、金髪だった髪が少し明るめの茶髪になってる。






奏は、さすがヘアメイクさんって感じ。
昔は、寝癖があってもそのままだったのにちゃんと整えてきてる。






それになにより、皆オーラが変わった。





なんか、色で例えるなら青色?

とにかく、"大人"って感じ。






「何ぼーっとしてんの?行くよ!」





グイッと手を茉美に引っ張られて少しこけそうになりながらも、ついていった。