すべてを歌い終え、私たちはステージから降りた。
できることならば、ずっとあのステージに立って、何度も何度も歌っていたい。
それは、きっと。
私たち全員が思ったことだろう。
でも、どう足掻いたって最後は最後なんだ。
もう、終わったんだ……。
私たちは、ライブを終え。
部室へと、戻った。
「みんな、お疲れ様ー!すごくよかったよね!」
「うん!すごくよかったと思う」
皆、満足のいく顔をしていた。
「ねぇ!せっかくだからさ、皆で文化祭回ろうよ!私、お腹空いちゃった〜」
「そうだな。じゃあ、行きますか!」
「うん!やったね〜♪♪」