「なーに、膨れてんの?」 煌は、私の頬をぷにぷにと遊びながら笑った。 『以上、3年C組のシンデレラでした。 続いて、START DASHの皆さんです』 「ほら、二人とも!そろそろ時間だよ!」 「あ、うん!」 茉美に呼ばれて、呼吸を整える。 「じゃあ、みんな。 行くよっ!」 「うん!」 「おう!」 「はい」 そして、私たちはステージに立った。