ホテルから走って二時間の何処にある公園。


息を切らし当たりをみる。


噴水の前で立って居たのは…



寒さで震えている凛の姿があった。


「…凛。」


俺が呼ぶと同時に凛が倒れこむ。


「…凛?凛!凛!」


叫んでも、足掻いても、君は返事しない。


しばらくして救急車がきた。


病院に着き、凛は手術室へと運ばれた。


ごめん…凛。