麗飛side

クラスに戻ると琉依愛がどっかいっちまった。

俺ゎ琉依愛って呼んだけど。

聞こえてなかったのか?

クラスを見ると真ん中で風にしがみついてる女と風ゎドアに手を伸ばして固まってた。

「なんだよ。どうしたんだよ。」

風と風にしがみついてた女が次ゎ俺にくっついてきた。

「麗飛君聞いてくださィィぃ。」

「どうした?」

何でコイツ泣いてんだよ。

「愛木さんにいじめられて、暴力もふられたんですよぉぉぉ。」

アイツが?そんな事すんのか?

最低なやつ。

俺ゎそんな奴が好きだったのか。

可哀想に。

「大丈夫だ。俺が守ってやる。」

「ホントですかぁぁ?」

「あぁ。」

「わぁぁ!嬉しいですぅぅぅ!」

「麗飛君!」

「どうした?桃羽。」

桃羽ゎ小さな声で最低って言ったんだろうな。

俺のどこが最低なんだよ。

最低ゎ愛木じゃねぇか!

ざけんな!

俺ゎ何も知らずに屋上で愛木の愚痴を言っていた。

聞いていたとかも知らずにこれから起きることも知らずに。

麗飛side終