琉依愛side

イラつく奴らいっぱい。
特に杉浦。アイツ絶対に嘘とかも交えて理由をゆってウチと麗飛を離れさせようとしてるよな。

「やっぱこーゆー時ゎ屋上だなー!」

バンッ

「琉依ちゃん!琉依ちゃん!」

「桃羽?」

「琉依ちゃん!大丈夫?」

「何が?」

「今教室行ったら麗飛君と風君と海気君と柊羽が怒ってた。愛木ゎどこだって!それで聞いてきたらアイツが杉浦さんをいじめてる、それに暴力もふったって言ってた。それって本当なの?」

ホラね。嘘とかも交えてるでしょ?

「面倒くさい。暴力ゎふってないし。いじめてもないし。ただキレただけ。」

「そっか…。」

ギュッ

は?へ?う?
今の状態ゎ桃羽に抱きしめられてます。

「どーしたの!?桃羽!」

「大丈夫だよ。ウチゎいつでも琉依ちゃんの味方だから」

「桃羽…。

ウッ…ウゥ

わ、私、麗飛に、ふられる、の、かな。

ウチが嘘、だっ、て言って、も、私、ゎ、信じて、もらえない、のかな?」

「何で!?」

「だって、さ、麗飛、ゎ、泣いてる子、を敵に、回せないん、だよ、それ、なら、泣いてない、ウチが、敵、に、回されるん、じゃないか、って、こ、こわ、怖くて。」

「大丈夫だから!麗飛君が信じてなくてもウチが力を貸す!!」

バンッ

コソッ「しゃがんで!琉依ちゃん!」

コソッ「う、うん。」

「愛木!」

麗飛の声だ。








怒ってる。










もう元にゎ戻れないのかな。






「愛木!チッ…あのクソ女どこに行ったんだよ!」

ズキッ

「もう私ゎ大丈夫だからさ、一緒に帰ろぉよぉ。」

「嫌、杉浦さん暴力ふられたんでしょ?なら俺が謝らせるから。それにそんな最低なやつゎ俺の彼女じゃねぇ。」

ズキッ

もう無理だ。


もう元にゎ戻れないんだ。


どうしよう。


嫌だ。あの時みたいに楽しい時ゎ無くなるの?


しょうがないよね。



これゎ私の













運命なんだから。










ボロボロボロッ


何で今頃になって泣き始めるの。




「ここにもいねぇなぁ。裏庭に行くか。杉浦さんの下の名前って桃華だよな?」

「そ、そうだよ!」

「そっか!じゃ、桃華探しにいくぞ!」

「うん!」

バタン

ボロボロボロッ

「琉依ちゃん。」

「もう、元にゎ戻れないよ。楽しかったあの時もすぐに終わっちゃったな…。アハハ」

「琉依ちゃん無理に笑わなくても良いよ。泣きたい時に泣けばいいんだから!」

「だって、今泣いたら、終わりが、ないよぉぉぉ。」

「琉依ちゃん。自分の目の前で好きな人にあんなに言われるのって嫌だよね。ウチも傷ついた。」

「桃羽…。今日ゎ帰るね。寮に戻る。多分生徒会の寮にゎ行けないから普通の寮に戻るね。」