「ねぇねぇ!愛理っ。どうしたら玲様と話せると思う?」

期待しながら返事を待つ。

「そんなん・・・、あっ!そうだな~」   
自信ありそうにニヤニヤする愛理。

「なになにー?なんか作戦あるのー?」
「そ・れ・は・ねっ!」

ーーゴクッ 思わず息を飲み込んじゃうよ~ドキドキ、ドキドキっ 

「それは・・?」

「冷酷王子を諦めることっ!」

・・・・・・・。
はいーっ!!?「何いってるのー?愛理~っ」
あ...。ここ教室なの忘れてた!
あまりに驚いたせいで、かなり大きい声で叫んじゃった。