「はーい!そしたらまた後で!」
…和樹たちに会うの久しぶりだな〜。
私たち、今では仲良しだけど、双子になるのにすごく時間がかかったよね。
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「…え?」
信じられない…
どうして?
どうしてなの?
「莉子、和樹。父さんと頑張ってくれるか?」
今にも張り裂けそうな空気。
今にも抜け出したくなる空気。
信じたくもない事実。
「母さんが死んだ…?」
やっと口を開いた和樹。
目を見開いている。
暑い暑い中学2年の夏休み。
最愛のお母さんがいなくなった。
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