帰りが一緒だったあの日・・・

上條蓮の腕に支えられた自分が許せなくて、私は自分が降りる駅についた瞬間、猛ダッシュで階段を駆け上がり、大急ぎで改札口を抜け、猛スピードで階段を下りて、自宅まで一度も止まらず走って帰った

だからあの切ない気持ちから上條蓮の顔も見ず、お礼も言わず逃げて来た

だって、あの苦しさがなんなのか自分でも分からなくて・・・

ただ泣きそうな涙を堪えていた

少しでもあの腕の中にいたいなんて思った自分の気持ちが・・・

あの気持ちがたまらなく嫌で・・・

そんな思いを引きずったまま土日を迎え、何もしないいまま休みが終わってしまった

今日は月曜日

また一週間が始まる

引き締めていかなくちゃ

いつもの私らしく・・・

いつもの私でいたい