「先生…浩太……来ないの?」


「うん…用事ができてそのまんま帰っちゃった…」


「そうなんだ…」


私は先生がいなくなったのを見て、中庭に行った。


普通に体育できた私がこんなに弱って…悲しかった。


「なんで……私がこんな目に…」


ドクン…


発作……


胸が締め付けられる…


「……ッハァ…ハァ…」


「和美!大丈夫か?」