「和美!!」


あ、もう、死ぬ…


親の望む通り、私はもうおかねをかけなくてすむ。


そう思ってた。


「和美……なんで死のうとするんだよ!!」


「ごめんなさい……ツゲホッゲホッ…」


心臓はもう限界。


痛い、痛い…


「好き…」


私の口から出た無意識な言葉…


あなたを思ってました。