くすぐったいくらいまぶしい生活
お前がいるだけで
全てが輝いて見える

甘えっぱなしで
心配かけてばっかり

お前を守ってやらないと
そう思っていたのに
お前って強いな
強くて優しい
ずっと一緒にいたい

叶わないとわかっていても
願ってしまう
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今日は、クリスマスイブ
本当は、彼といたいんだろう…な
わかっていても、言えなかった

愛里が一緒にいてくれることがうれしかった

こんな状態だから、パーティーなんてできないけど…
愛里がクリスマスプレゼントをくれたんだ
今までもらったプレゼントの中で一番うれしかった、暖かそうなマフラー
俺のことを思いながら選んでくれたのかな

愛里にあげようと買ってあったプレゼント
家の机の中
帰ってから見てと、愛里に言った

愛里からメールがきた
「ありがとう、素敵な時計だけど、高かったんじゃない?」
高かった…けど、値段なんか…
「似合うと思うから、買っただけだよ」
「毎日つけるね」
喜んでくれた。よかった

毎日つけてくれるんだ…
愛里の言葉は優しい
毎日一緒にいたい


離れているうちに
目覚めてしまったら
どうしよう

キミとオレの
「好き」の大きさの違いに

ずっとそばにいてよ
会いたいよ

キミが心変わりしたらどうしよう

好きなのに不安になる
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お父さんと暮らしているお兄さんがいるのは、知っていた
交通事故で入院したから、東京の病院に行ってしまった
しょうがない…って思いながらも、寂しさを隠せない

今日は、クリスマスイブ
2人でいられると思っていたのに、帰れない…
なんで?俺とお兄さん…どっちが大事なんだよ
聞きたかったけど、聞けなかった
お兄さんって言われたら、もう立ち直れない

早く戻ってきて
俺を1人にしないで
不安でたまらない

1人でクリスマスイブを過ごす春人
あぁ…楽しい時間は…
もう終わりなんだね

一緒にいると楽しくて
この幸せな時間を終わらせたくなくて
先送りにしてたけど

突然の終わりは
ただ傷つくだけなんだ
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朝のワイドショー
入院中こ詩音に恋愛…?
毎日通う少女…

愛里のことが話題きなっていた
顔は出ていなかったから、よかった
ママから電話がきた
もう、行くのはやめることにして、家に帰った

「迷惑かけてごめんなさい」とメッセージを残して、クリスマスにもらった時計を置いて、家を出た
もう少し…
もう少し…
もう少しだけでも…
一緒にいたい

俺にとっては
お前の笑顔が隣にあることが
一緒にいるだけで楽しかった

ちょっと離れているだけでも
腹が立ちすぎて笑えてくる

これからもそばにいて
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愛里と一緒にいるだけで、毎日が楽しい
隣に愛里の笑顔があることがうれしかった

今日は、遅いなーと思っていたら、家政婦が着替えを持ってきた
今日は、これないってことか…

今頃、あの男お2人で楽しく過ごしてるんじゃないか…?と、想像しただけで、こんなに苦しい

ずっと、一緒にいてほしい
叶わないって、わかってるけど…


私みたいなのと付き合っても
ふさわしい人と出会ったら
仕方ないことだよねぇ

遠くなった距離
離れてしまった気持ち

私の恋は玉砕したんだ
あきらめよう
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愛里宛ての手紙
何も考えずに、開けた
春人が友達と笑顔で会ってる写真だった

これ…は…何?

お兄ちゃんがぼーぜんと写真を見ている愛里に気づいた
愛里がいない間、毎日のように届いていたと教えてくれた

愛里でも、気づく
春人の友達が言っていた、忙しそうなんだけどって、愛里のせいで友達と会えないってことだったんだと…

ママも気づいていたらしく、心配していた

このまま、何もなかったように付き合うことはできない

「認知してくれなくていい、養育費もいらないから、1人で育てる」

春人と、春人の両親に伝えた


一緒にいる時は当たり前だと思っていた
けれど…
キミがいなくなって寂しかった

寂しさを埋める為に
キミに嫌な思いさせてしまった

キミに嫌われるのが
一番怖いことだったんだと気づいた
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久しぶりに愛里に会った春人
相変わらずかわいいなー
やっと戻ってきてくれたんだと、うれしかった

なんでたろう?
愛里と会えない間、友達と会っていた時の写真を持っていた
もしかして、これって嫉妬…かな?
愛されてんね…俺
なんて、呑気な事を考えていたのに…

「認知してくれなくていい、養育費もいらないから、1人で育てる」
えっ…何…言ってんだ
理解できなかった

マンションに帰った
1人でただ泣いた
とめどなく涙があふれた
もう嫌われちゃった…のかな…


1人になって
甘えてばかりだったんだなって
心から思う

お前のことばかり考えてる
お前と一緒にいたい
限界だよ

たった1人
お前がいてくれればいい

心の中には
お前がいる
お前だけがいる
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あれからずっと愛里がこない
なんで…だよ

携帯を握りしめ、何度も電話しようと思うけど
かけられなかった
自分が情けない

急に愛里がこなくなった理由を知らない詩音
離れたくない気持ちが募る




どこにも行かないで
お前がいないと寂しいよ…っ

お前は優しいね
お前はそのままでいい

強がってみても忘れらんない

嫌われたくない
遠く離れたくない
お前の心から
閉め出されたくない

俺のこと好きに
なってもらえなくてもいいから
一番近くにいさせてほしい
胸に秘めた想い

叶わない想い
でも諦められない
強い想いに導かれ
扉が開く
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愛里がこなくなった理由を知った詩音

一緒にいられなくなって寂しい
連れ戻したい

全部認めよう
溢れる感情は、俺だけのものだから

愛里は、あの男のところ?
黒い嫉妬心
でも、違ったんだね
あの男と別れて1人で子供を産む決心をしたんだね

そして、溢れ出る感情が外にはみだしちゃってる?だってしょうがねーじゃん、好きでたまんないんだから、いつだって一緒にいたいんだから

父さんにはバレバレだったんだな

そして、父さんが昔話わし始めた
毎年、命日に墓参りに行く友達の話
売れない頃の俳優仲間が親子で交通事故にあったときの話

ん?親子?夫婦じゃ…?

赤ちゃんも一緒に事故にあったけど、赤ちゃんだけが生きていた

そうだったんだ…赤ちゃんはどうなったんだろう?

親戚は引き取ってくれなくて、結局友人である父さんが引き取った…

…それって…

愛里とは血の繋がりはないってこと?


ここにいると思い出すの
イヤな自分
イヤな思い出

つらくなる
このままじゃダメなの
どうしようもなく悲しくなる

私の場所はないんだ
なんでこんなに苦しくなるんだろう
張り裂けるくらいに
痛くてしょうがないよ

一番つらい時
助けてくれたのは
あなただった

ギュッと抱きついた
凄く安心できる

ここにいてもいいの?
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1人で子供を産む決心をしたけど、不安だし、1人の時泣いていた

愛里がいなくなった理由を知った詩音から連絡がきたんだ
何も気にする事ない戻っておいで…って

行ったら迷惑なんじゃないかな?
ママは、パパと話したみたいで、「ここにいても、つらいだろうし、いったら?」って

愛里がいない間に詩音は退院して、家にいた

詩音「気にする事ないから」
愛里「ありがとう」
詩音「目が腫れてる…泣いた…のか」
俯く愛里
詩音「1人で泣いてんじゃねー、愚痴くらい気がすむまで聞いてやるから」
優しい言葉に涙があふれた
詩音「…なに…泣いてんだよ」
本当に優しい人
しーちゃんの彼女がうらやましい…な
愛里「なんで、そんなに優しいの?」
詩音「泣かないで笑ってよ。」
愛里「私、ここにいてもいいの?」
詩音「ずっといていいよ」
本当に太陽みたいに、あったかくて、優しい
優しさに甘えて…いいの?

ギュッと抱きついた
しーちゃんの匂い…凄く安心する