終わってしまった
あなたとの関係
いつまでも引きずってらんない

だから…もう…
あなたへの未練は断ち切ろう

今までだって傷ついたけど
立ち直ることができたんだもの
あなたのことは本当にもう忘れよう

傷ついたり泣いたりしながらも
一歩一歩踏み出していく

現実を受け止めてこそ
明日を生きていける
----------------------------------------------
失恋と仕事やめたことに続いて、友達も失ってしまった。男女間に友情は成立しないのかな
寂しい…な
でも、いつまでも引きずってちゃダメだね

いつか…私の全てを認めてくれる人が見つかるかな?

どんな理由であれ、自分の意志よ。後悔しない

するべきことを先送りにした結果の後悔はいやというほどしてきた…から

一息ついて、廻りを見てみる
後ろを振り返らず、明日を信じて、前を向く


遠くにいってしまう
何も言えないまま終わってしまうなんて
すごい後悔してる

本当の気持ち
キミが一番だと忘れたことはなかった

恋することは諦めない
心がキミを求めてる
----------------------------------------------
昨日、愛里が先に帰ってしまった。用事ができたなら、しかたない。高校の知り合いもいたから、すぐに追いかけることはしなかった。あの時、追いかけるべきだったんだと、後悔してる

鞄に入れっぱなしの携帯に、愛里からの言葉…「もう会うのはやめる。もう連絡はしない」
気づかなかったんだ。気づいて、電話もメールもしたけど、繋がらなかった

離れたくて、気持ちを伝えずに、友達の立場でいたのに、それすらなくなってしまった

愛里は俺がいなくても平気なんだ…俺のことなんて眼中にないんだね

決定的に拒否されて「もう会うのはやめる。」
想いを伝えるどころか、会うことすらできなくなるなんて…俺はどうすればいいんだろう?

いつも愛里のことで、心がいっぱいなのに…

絶対に変わることのない愛という絆を手に入れるまで諦めない

あーもー…愛里と出会ってから、心が休まるヒマがないよ。心が乱されっぱなし

俺…もう諦めたくないから…友達の立場がなくなってしまったのなら…愛里を俺のものにする



あの頃…
まだ恋がわからなかった

友達としての好きじゃなくて
それ以上の気持ちを
持ちかけてしまっていて

このままだと
気持ちをうまく隠しきれない
このままだと
信頼を裏切ることになってしまう

そんなのは絶対ダメ

もう忘れたと思っていたのに
あんな気持ち
もう思い出さないと思ってたのに
なんで今になって思い出す…かな
----------------------------------------------
恋がなんなのか?まだわかっていなかった中学生の頃、幼なじみの真人への気持ちの変化に気づきはじめた愛里。憧れの先輩への気持ち。

真人に憧れの先輩のことを話した…「うまくいくように応援してる。頑張れよ」と言われた
考える前から諦めた。

友達としてなら、ずーっと一緒にいられる…

なんで…今になって思い出す…かな
友達でもいられなくなった今

キミがいなくなったらどうしようかと思った
どこにも行かないで一緒にいて
キミがいなくちゃ…

俺は…俺は…ただ愛がほしかったんだ

キミがいない世界なんて死んでるのと同じ
キミは俺の太陽…
俺の世界を照らす光…

やっぱり諦められない
何もかも無くしてもキミといたい
俺だけのたった1人の太陽

大切な人の笑顔と胸の中の情熱…
叶え…俺の恋
振り向いてほしくて必死に伝えた

真実の先にある希望

俺のことを想ってくれてたの?
もし…あの日をやり直せたら…
違う未来が待っていた?

誰でも心のどこかに寂しさを抱えてる
だからこそ誰かと一緒にいたいんだと思う

拙すぎて遠回りしてしまったけれど
結果はハッピーエンドみたい

長い…長い…片思いの結末は…
----------------------------------------------
愛里がいない世界なんて死んでるのと同じ

電話しても、メールしてもつながらない
まさか…嫌われた?なんで…わからない

強行突破…愛里の家に行く
でてこなかったら、どうしようかと思ったけど
愛里に会えた。それだけでも、嬉しいと思ってしまうバカな俺

「なんで、もう会わないなんて言うんだよ。俺のこと嫌いになったのか?何か悪いところあったのか?」
「何も悪いところなんてないし、嫌いじゃないよ…」
「…なら…なんで…」
何も言わない…苛立ちをぶつけるように
「言えよ…」
観念したように、話し始めた
「彼女ができて、もう会わないでって言われたら………会えないよ」
彼女?何のこっちゃ…
あ…香織ちゃんのこと?
「もしかして、この間高校の奴らに会った時の?」小さく頷いた
「誤解だよ。香織ちゃんとは…なんでもないから」
「香織ちゃんじゃない。梨乃ちゃん…」
「ありえない。彼女どころか、嫌いなんだけど…」きょとんとした瞳で見上げた
小動物のようでかわいい
「この間…梨乃ちゃんに言われて…」
「香織ちゃんのこと…いじめてるヤツのことなんて好きにならない」
「…香織ちゃんのことが好き…ってこと?」
「それも違う。香織ちゃんがいじめられてて、放っておけなかったけど、好きだからじゃないんだ。昔、愛が俺に手を差し伸べてくれたように、助けてあげたかっただけなんだ」
「私は、何もしてない。好きだから一緒にいたかっただけなんだから…」
今、聞こえた言葉に、耳を疑った
「…………え…………」
「好きじゃなかったら、東京まで会いに行かない…よ」
「…愛…好きなヤツいただろ…」
「憧れの先輩はいた…」
「…だから、俺は応援したのに…」
あの日の辛さが蘇った
「応援してくれたから、友達としか見られてないってわかったから、友達のままでいるって決めたの…」
「…ちょっと待て…あの日…やめろって言えば俺と付き合ってた…のか?」
頬を赤く染め、また小さく頷いた

あの日をやり直せたら…
愛が俺のこと好きだってわかってたら、諦めたりなんかしなかった。愛はおれのこと友達にしか見てないって想ってたんだ

「小学生のときから、俺はお前だけが好きだった。あの日も辛かった。でも、愛が幸せになれるならと思って応援したんだ…今も好きなのは愛だよ。」
「う…そ…」
「こんなこと…嘘なんてつかない…」
「だって…すごく…すごくびっくりした…」
あの日伝えられなかった言葉を伝える
今はただ愛に、この想いを伝えたいから
「好き…だよ。」
「私も、好きだよ。離れたくなかった。」
やわらかく笑って、言われた言葉

ずーっと、この日がくるのを待っていた

「きっと、最初から私はあなたのものだったんだよ。ずーっと好きだった、友達のままでもいいから、離れたくなかった」
愛の頬が恥ずかしそうにまっかに染まって
愛を見るたけで…優しい言葉を聞くだけで、心臓が狂ったように動き出した

夢みたいだよ。やっと届いた想い
誰よりも好きだよ。好きな人が愛してくれる。それが嬉しくて、幸せすぎる。愛がいないと…もういきていいけないよぅ

愛はもう完全に俺のものだ!やっと捕まえたんだ。離すか…よ。

すばやく腕を掴み、引き寄せ、胸元に抱き寄せた。抱きしめる腕にぎゅっと力をこめた。無防備に俺の腕の中にいる愛のはにかんだような笑顔が世界で一番輝いている
こんなにドキドキしてる…愛の鼓動
ずーっとこうやって抱きしめたかった…

「来年も、再来年も、ずっと一緒にいよう。」
頭を手で固定し、初めて…唇を奪う
初めての…俺の…ファーストキス

長い…長い…片思いの幸せな結末

もう一度ぎゅっと抱きしめ、「俺が愛のそばにいるよ。もう離さないよ」

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