俺は今までだって
これからだって
キミが好き

でも…キミはもういない
どんなに呼んでも
俺の声は届かない
どれだけ目を凝らしても
キミの姿をとらえられない

もうキミに会えない
俺の声も…俺の姿も…
キミには届かないんだ

もう一度…キミに会いたい
本物の恋
今もキミを探し続けてる
----------------------------------------------
愛里に別れを告げられたアラン。

愛里に会いたくても会えない。いつのまにか日本に帰ってしまっていた。偶然会うことすらないなんて…

愛里がいてくれたら、他には何もいらない。もうきキミなしじゃ生きていけない。

愛里が思ってくれる男になるように…俺が努力できたのはキミがいてくれたから…なんだ

本当にばかだな…俺は…

まわりの環境だってグルグル変わる
でも、どれだけ時間が流れたってかわらない想いがあるんだ

どうしても、会いたい

玉砕覚悟でちゃんと気持ちを伝えたい
そうしなきゃ、諦められない
失恋の傷だって
完全に癒えたわけじゃない
そんな簡単に頭切り替えられない

…なんか…
私…疲れちゃった

ここにも私の居場所はなかった

ダメなのは私…

私はそんなに強くない
本当は誰かに寄りかかって支えてほしかった
まだ私は弱いままだ
----------------------------------------------
少しだけ残る失恋の痛み
誰かに寄りかかって支えてほしかった

レストランで働く友達と出かけている時は忘れられていた。仲間に甘えてしまっていた。

優しい人達だから、無理してつきあってくれていたんだね。店長にいつも誘われて迷惑だって言っていたなんて

そして…問題を起こすならやめてほしいと…店長に言われた
恋だけでなくて、仕事も失敗しちゃった



キミに会うまでは
俺は恋することなんて
不可能だと思っていた

なのに…キミに…出会って
恋をした…あの日

友達としか思われてない
わかってるのに…
期待してしまう
----------------------------------------------
小学生のとき、イジメられていた真人
背が低くて地味だった。チビとからかわれ、クラスメートに無視されて、学校に行くのが嫌だった。愛里に会うまでは…

クラスが変わっても、イジメは続いた
どこか諦めていた俺に、愛里だけが話しかけてくれた。「一緒にいないほうがいい」と言ったのに、一緒にいてくれた。愛里もクラスメートに無視されて、「まー君がいるから、いい…」
微笑んだ。あの笑顔は今も心に焼き付いている

中学生になって、父が転勤になって、東京に引っ越した。あの町にいたいとは思わなかったけど、愛里と離れたくなかった

愛里にだけ、連絡先を教えたけど、連絡がくるとは思っていなかったんだけど、愛里の両親が離婚していて、父親が東京に住んでいて、父親に会うことがあると毎回会いにきてくれた。

今は東京で一人暮らししてる愛里
今まで以上に会えるようになった
だけど、愛里は友達としか思ってない
恋人の話を聞くだけで辛くなる

愛里と会って、恋人と別れたこと、仕事をやめたことを聞いた。イヤなこと忘れるためなら手伝うから、ずーっと一緒にいて…

あなたの隣にいると
穏やかな気持ちになれる

いつも…どんなときも…
支えてくれるのはあなた

大事にされてる
不器用だけど優しい

あなたには恋はしない
あなたを失いたくないから
----------------------------------------------
東京の高校に通う幼なじみの真人に久しぶりに会う。待ち合わせのカフェ、早く会いたかったから早くついたのに…真人はもうきていた

小学生のとき、同じように小さかったのに、今では身長が180もあって、スタイルもよくて、イケメン…幼なじみじゃなかったら、会ってもらえないんだろうな

失恋と、仕事やめたことを話した
不器用だけど優しい…まーくん
すさんだ気持ちを癒してくれる

こんな何気ないシアワが、心を満たしてくれる

恋はしない…私には、まーくんが必要だから…
ずーっと一緒にいたいから…ずーっと離れないで…
こっち向いてくれんの待とうと思ってた
だけど…自分で思ってたよりも焦ってた

他のヤツに…
またかっさらわれるなんて
もうイヤなんだ

心の奥では本当はイヤだった
思い出しては沈んでた

なんで…俺ばっかり
こんなにイライラ…
気にもしてなさそうなのが…
ますますイライラ…

他のヤツの話をするキミ
どうしようもなく胸が痛んだ

一緒にいて嬉しいけど
虚しさが常につきまとい
徐々に荒んでいく心

淡い期待を持ち続けてしまう
そんな自分に苛立つ
完全に悪循環に陥っていた
----------------------------------------------
何が恋なのか、そうじゃないのか…理屈じゃないんだ。愛里といる時、いない時、その時の気持ち…

俺という存在を認めてくれるだけで…嬉しい

どれくらい好きか、愛里…キミは知らないんだろうな。初めて会った頃、ボロボロだった俺に手を差し伸べてくれた、抱えていた虚しさを埋めてくれた純粋でかわいい愛里の笑顔。大切な思い出

俺は愛里が誰よりも何よりも大切。愛里が本当に大好きなんだ。この気持ちに嘘はない

愛里がいてくれたら、きっと、俺の世界は変わる。愛里の全てを独占したいと思ってしまう。
胸の奥に閉まったときめき、恋心、もう止められない

愛里…お前には俺がついてるから、俺にしなよ
俺なら、ずーっと一緒にいてあげるよ。
考えずにはいられない
私はこのまま一緒にいてもいいの?

あなたが…いつか…
離れて行ってしまったら
どうしよう

ずっと一緒にいてくれるのか
不安になる

不安は的中する

こうなるのを
心のどこかで
わかっていたのかもしれない

癒やされに来たのに…な
バカみたい
余計に辛くなっちゃった

あなたから離れるべき時がきたんだ
----------------------------------------------
真人の高校はまだ夏休みで、今日も会った
一緒に他愛もない話をするだけなんだけど、癒される

これからも、ずーっとこの関係が続いたらいいな。そんな願いは、脆くも崩れる。この間まで働いていたレストランの人に会った。一緒に遊んだことのある人達。真人と同じ高校に通っていたんだ

この人達と、約束したのに、私と会っていたから怒ってる?真人がトイレに行った時、真人と付き合ってることを聞いた

あぁ…そうか…真人に彼女ができたら…今までのように一緒にいられないんだ。考えないようにしてたけど、離れるべき時がきたんだ

言われるまま…店を出てきた愛里

癒やされにきたのに、余計に辛くなっちゃった

私…誰にも必要とされていないんだ


終わってしまった
あなたとの関係
いつまでも引きずってらんない

だから…もう…
あなたへの未練は断ち切ろう

今までだって傷ついたけど
立ち直ることができたんだもの
あなたのことは本当にもう忘れよう

傷ついたり泣いたりしながらも
一歩一歩踏み出していく

現実を受け止めてこそ
明日を生きていける
----------------------------------------------
失恋と仕事やめたことに続いて、友達も失ってしまった。男女間に友情は成立しないのかな
寂しい…な
でも、いつまでも引きずってちゃダメだね

いつか…私の全てを認めてくれる人が見つかるかな?

どんな理由であれ、自分の意志よ。後悔しない

するべきことを先送りにした結果の後悔はいやというほどしてきた…から

一息ついて、廻りを見てみる
後ろを振り返らず、明日を信じて、前を向く


遠くにいってしまう
何も言えないまま終わってしまうなんて
すごい後悔してる

本当の気持ち
キミが一番だと忘れたことはなかった

恋することは諦めない
心がキミを求めてる
----------------------------------------------
昨日、愛里が先に帰ってしまった。用事ができたなら、しかたない。高校の知り合いもいたから、すぐに追いかけることはしなかった。あの時、追いかけるべきだったんだと、後悔してる

鞄に入れっぱなしの携帯に、愛里からの言葉…「もう会うのはやめる。もう連絡はしない」
気づかなかったんだ。気づいて、電話もメールもしたけど、繋がらなかった

離れたくて、気持ちを伝えずに、友達の立場でいたのに、それすらなくなってしまった

愛里は俺がいなくても平気なんだ…俺のことなんて眼中にないんだね

決定的に拒否されて「もう会うのはやめる。」
想いを伝えるどころか、会うことすらできなくなるなんて…俺はどうすればいいんだろう?

いつも愛里のことで、心がいっぱいなのに…

絶対に変わることのない愛という絆を手に入れるまで諦めない

あーもー…愛里と出会ってから、心が休まるヒマがないよ。心が乱されっぱなし

俺…もう諦めたくないから…友達の立場がなくなってしまったのなら…愛里を俺のものにする



あの頃…
まだ恋がわからなかった

友達としての好きじゃなくて
それ以上の気持ちを
持ちかけてしまっていて

このままだと
気持ちをうまく隠しきれない
このままだと
信頼を裏切ることになってしまう

そんなのは絶対ダメ

もう忘れたと思っていたのに
あんな気持ち
もう思い出さないと思ってたのに
なんで今になって思い出す…かな
----------------------------------------------
恋がなんなのか?まだわかっていなかった中学生の頃、幼なじみの真人への気持ちの変化に気づきはじめた愛里。憧れの先輩への気持ち。

真人に憧れの先輩のことを話した…「うまくいくように応援してる。頑張れよ」と言われた
考える前から諦めた。

友達としてなら、ずーっと一緒にいられる…

なんで…今になって思い出す…かな
友達でもいられなくなった今