何度も歩いた道
変わらない風景
懐かしさを感じる
やっと…
現実に向き合うことができるようになった
過去の悲しみを
全部忘れたわけじゃないけれど
少しだけ強くなった自分を感じた
悲しみに振り回されず
自分の幸せを築いていこう
大切な家族がいるのだから
「ただいま」
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ちょっとだけ、誰の手も届かない所へ行ってみたいと思ってフランスに行ったけど、結局は何も変わらなかった
懐かしの我が家への帰り道
ちょっとしたことで悩んだけど、失恋した現実を受け止めて、1人じゃ生きてはいけないって
わかった。だから、大切な家族のところに帰ってきた
「ただいま」
やっと気づいた
自分の気持ちに…
バカだなぁ…俺…
今頃になって気づくなんて
自分の居場所は自分で決める
恋人になれなくてもいい
友達でもいいから
もう一度会いたい
あの頃はよかった…な
もう一度…あの頃に戻りたい
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愛里と別れてから、どれくらいたったのだろう?いくつもの季節が過ぎ…愛里がいない日々を過ごし、仕事はうまくいってるけど、心は満たされない
何もかもがイヤ…どんどん声も出なくなっていくのに、沢山の仕事…一生このまま?
あの頃はよかったな…思い出すのは仕事をする前、みんなで過ごした日々、あの頃に戻りたい
そう思っているのは、俺だけじゃなかったんだ
話し合った結果、バンドを解散した
懐かしい…あの街に戻ってきたけど…
今まで通りにいくはずもなくて
何をしたいのかも、わからなくなってきた
でも、愛里に会いたい気持ちだけは変わらなかった。
久しぶりに会った愛里は、ますます可愛くなっていた。あの頃と同じ笑顔。また笑いかけてくれるなんて、夢のよう…
ずっと忘れられなかった笑顔。俺、この笑顔が一番好き
恋人になれなくても、また会いたい
「バンドやめたんだね。これからどうするの?」心配してくれるのがうれしい
「まだ決めてない。これから考える…」
「同じだね…」
「一緒に音楽…やる?」ふざけて言ってみた
「そうだね…それもいいね…」
え……
「曲なら、作ってもいいよ。ちょっと待っててね…」何か持ってきた
「この間までフランスに行ってたんだけど、あっちで作った曲があるの…」
沢山の楽譜…「こんなに…」
「時間だけはあった…から」
愛里が作詞作曲…楽譜を見ながら歌ってみた
このところのスランプが嘘のように…声が出た
「昔よりうまくなったね」笑顔で言われ
やる気が出てきた。単純だな…オレ
久しぶりに会ったあなたは優しくなった
ううん…違うね
前も優しかったけど
前よりも優しくなった
昔のように笑いかけてくれるの?
もう一度…
あの頃のように…
もう少しだけてもいいから
一緒にいたいな
離れていた2人の距離は
緩やかに近づいた
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バンド活動するために別れた…
あれから別々の道を進んでいた
久しぶりに会ったのに、昔のように笑いかけてくれる
これからどうするか悩んでるのも、一緒なんだ
離れていた2人の距離は緩やかに近づいた
フランスで暇だった時に作った曲
もし、歌ってくれるならうれしいな
彼女の笑顔が
俺の心を満たしてくれる
いつも…彼女がいてくれたら
俺を支えてくれる
幸せな時間が過ぎるのは速くて
できることならもっと一緒にいたいけど
もう俺を好きになんてならなくていい
俺のそばにいてくれるなら
それだけでいい
どんなに冷たくされてもいい
この距離にいられるなら
今のままでいい
彼女を失うのはもうイヤなんだ
彼女といると安心できる
ようやく…また彼女と再び出会えたのだから
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また愛里のそばにいられることがうれしい
本当はもっと会いたい。一緒にいられる時は、もっとゆっくり過ごしたい
気まずくなるより、今のままでいいから一緒にいたいよ。また一緒にいられてうれしい
どうしよう…すごくうれしい
俺の…大切な…人…
だけど…俺は気づいていた
彼女は…俺のことなんて…
もう好きじゃないんだ…って
心を締め付けるような痛み
だけど今は…彼女達と一緒にいられる
いまだに信じられないくらい幸せ
俺をこんな気持ちにさせてくれるのは…
彼女だけなんだ
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東京のマンション
防音になってるから、歌っても大丈夫
キーボードで愛里が弾いてくれる曲を歌う
ただ…それだけなのにうれしい
どうしようもなく、心が揺らぐ
また甘えが残ってる
また、隣に戻ってくれるかも
俺にしときなよ。浮気するアイツらより、大事にするから…って言いたいけど言えない
今のままなら、一緒にいられる
結局は自分が傷つきたくないだけ、わかってる
傷ついてまで恋愛するなんて無理
愛里がいなくなってから、ずっと辛かった
もうあんな暗闇を1人で歩くのは嫌なんだ
少しでも…
あなたの心の支えになれたらいいな
全然頼りないかもしれないけど
あなたの存在を
前よりも近くに感じていた
でも…もう離れなきゃ
離れたら
あの時みたいに二度と会えなくなる
あまりに寂しいなぁ
再確認した
遠い人なんだなぁ
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今日も歌の練習を手伝うつもりで、マンションにむかっていた。その途中で、あのバンドのマネージャー…に会った
バンドは解散したけど、事務所をやめていないことを聞いた。そして、二度と会わないでと言われた
私、バカだなぁ
彼のためと思っていたのに、あの時みたいに邪魔なだけの存在なんだと思い知った
「ごめん。もう会えない」メールを送った
傷ついた心を癒してくれる優しい手に甘えた。
ここは私のいる場所じゃないんだ。もう恋してはいなかったけど、甘えるべきじゃなかった。
再確認した…遠い人なんだ…
つらい
あんなに幸せで楽しかったのに
あっけなく終わってしまった
ズキズキと胸が痛む
苦しくて
悲しくて
どうにかなりそう
切なくなる
溢れる涙
簡単にはキミを手離せない
そんなの無理だ
またキミを失ったら
生きてはいけない
それくらい大切で
かけがえのない存在だったんだ
お願いだから…
離れていかないで
無理だ…無理だよ
今もこんなに好きなのに
こんなに想っているのに
また離れていってしまった
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今も変わらずに愛里が好き。でも、気持ちを押し殺して友達としてでもいいから、一緒にいることを選んだのに、愛里が離れていってしまった
どうして…涙がこぼれる
別れたあとたっつて、本当は誰にも渡したくなかった。噂を聞くたびに、辛かった。そんなこと、お前は全く知らないだろう…
再会して、また一緒にいてくれて幸せだったのに…愛里がいない…どこにもいない…ねぇ、どうして?悲しくて、全部どうでもよくなった
私の気持ちなんか意味なかったの
一生懸命がんばったのに
私なんて…
誰からも必要とされてないんだ…ね
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曲を作ったりして…
自分を必要としてくれてると思って、嬉しかったのに、本当は誰からも必要とされてないんだ
何もする気持ちになれずに窓から景色を眺めていると、涙がこぼれ落ちた
できることなら…
彼女と別れる前から
やり直したい
今でも彼女が好きなんだ
ずっと変わってなんかない
彼女じゃないとダメなんだ
彼女と一緒にいられるだけでよかった
それでも…
手に入らないんだね
彼女がいなくなるなんて考えたくなかった
今も好きであふれてる
彼女がいないなんておかしくなりそう
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本当に愛里がこない
好きになってくれなくても、一緒にいられるだけでよかったのに…なんで…
また、あの頃のように辛い
愛里が来ないだけで、おかしくなりそう…苦しいよ
愛里がこなくなってから…ずっと…ずっと…会いたくてたまらない
もし、あの時別れなかったら、俺達うまくいってたのかな?考えずにはいられない。あの時に戻りたいよ