今は…辛いけど
この苦しさを乗り越えたら
明日には強い自分になれるかな?

きっと…ね
変わり続けて
新しい場所へ
飛びっきりの笑顔で
自分を信じて頑張りたい
----------------------------------------------
アランの家を出てきても、まだアランのことばかり考えてしまう。でも、アランに幸せになってほしい、この気持ちに嘘はない。

今は辛いけど時がたてば…もっと強くなれるはず…だから、おばあちゃんに料理を教えてもらいながら、今を…頑張ろう

きっと、いつか…変われると信じて…


あの言葉は
俺に気を使った
優しさから出た嘘?
本当…は…?

思い知らされた
キミが俺のこと考える時間は少ないんだって

こんな俺じゃ…
愛想だって尽かされるよな

情けなさすぎ…よな
キミはこんな俺をどう思うだろう…?
----------------------------------------------
愛里は、俺が会社に戻るようにって、出て行ってしまったけど、こんな弱い俺に愛想を尽かしたのかもしれない。このままの俺じゃ、きっと愛里は戻ってきてはくれないよな……

会社には戻らないけど、愛里に会った時に恥ずかしくない俺でいたい
いつも…
これ以上ない程必死だった

それなのに…
失敗ばかりで
何ひとつ思うようにはいかなくて

でも…
人生は何とかなる
失敗しても
新しい冒険が始まるだけ

やればできるよ
全部を磨こう

これから始まる私の運命
私も覚悟を決めなきゃ
----------------------------------------------
失敗だらけの人生だけど、愛里はいつも誰かに助けられている。
過去のことは、もう考えない

もっと、ちゃんと、未来を信じて…涙をふく




彼女が好き
でも…今更もう遅い

俺は深呼吸して覚悟を決める
もう後戻りはできない

彼女がいなくなって辛い
そう思ったら…
胸の痛みはさらにひどくなる
----------------------------------------------
仕事を終えて、家に帰る
もしかしたら、愛里が帰ってきてるかもしれないと、期待をしながら…ドアをあける。真っ暗な部屋、やっぱりいないんだ…胸の痛みがどんどんひどくなる

愛里を好き。この想いだけは事実だから



今日は本当ダメダメだったな
気持ち切り替えて
明日から頑張ろう

できると思えば
何だってやってこられた
大丈夫…
----------------------------------------------
おばあちゃんに教えてもらった料理を作ったのに、同じ味にできない。何かが足りない。おばあちゃんの味が出せるように、もっとがんばらなきゃ…

仕事も…探さなきゃ…

まだまだ、やることは、いっぱい…

楽しくても
苦しくても
悲しくても
嬉しくても

朝がくれば目が覚める
ただ…彼女がいないんだ

心の中で
ガラガラと音をたてて
何かが崩れていく

好き…な気持ちを諦めない
何よりも大切な想い
----------------------------------------------
俺達はうまくいってる、だから幸せなんだってずっと信じていたかった。だけど、愛里がいななくなってしまった。

全てを忘れて、前に進みたいけど、切なくて、一途で、ひたむきな想い…忘れらんない

きっと、愛里は運命の相手なんだ…愛里じゃなきゃダメなんだ。忘れられるわけない…だって…こんなに…す…好き…なんだ

好きな気持ち…を諦めない

キミに会えない時でも
キミの笑顔を思い浮かべることができる

キミと一緒の未来予想図を思い描く

キミといるだけでとても癒されたんだ
----------------------------------------------
リビングで、愛里と一緒に出かけたときにデジカメでとった映像を見ながら、色々なことを思い出して泣けてきた…

愛里を撮ったアルバム…写真の愛里は、笑顔だった

あのまま、一緒に過ごしていたかった。愛里とずっと言っに過ごす未来予想図が…幻に終わってから、心が荒みきってる。



彼女がいなくなってから…
どれくらいたった?
久しぶりに見かけた彼女
あの頃と変わらない笑顔
あの頃と変わらないかわいらしさ

一目だけでも…
会いたいなぁ…
顔見るだけ…

だけど…
彼女の笑顔を見て辛くなった
俺は会えないだけで
こんなにも苦しんでるのに
彼女にとって…

目の奥がギュッと痛んだ
頬を涙が滑り落ちて
…男のくせに…泣くな…
----------------------------------------------
愛里がいる場所を毎日探し歩いた。やっと見つけて、一目だけでも会いたかった。家をしばらく見ていると、おばあさんと車でどこかに出かけていった。あの頃と同じ笑顔…

俺のことなんて、何とも思っていないんだ…
心がどんどん痛くなる。俺の目から勝手に涙が溢れてしまう。

…畜生、こんなところで泣くなんて、ものすごくバカみたいだ…

手の甲で涙を拭い、その場から立ち去ろうとして踵を返す
…あぁ、なんてみっともないんだろう




もしかして
彼のこと好きなのかもしれない

どうしよう…
彼のこと考えるだけで
こんなにドキドキする

今さら…
----------------------------------------------
新しい生活にときめいているのも本当だけど
アランがいない生活に、感じる寂しさは…募るばかり。アランと一緒に過ごした日々ばかりを思い出す

アランが幸せになるならと、家を出たけど…
その幸せな未来には、私はいないんだ
毎日、おばあちゃんに料理をを教えてもらって幸せなはずなのに、心にぽっかりと穴があいているみたいに寂しい

もしかしたら、アランがいないから…?
…あぁ、いつの、こんなにも好きになってたんだろう…

今さら…どうにもならないのに…