私…この先…
どうしたらいいんだろう?
希望に燃えていた
未来を信じていた
あの日々が
全て無駄になってしまうの?
心が激しく痛む
夢は…
もうここで諦めるしかないの?
泣きそうになる
彼に出会った
この出会いは運命?
都合のいい夢?
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公園のベンチに座り、泣きそうになっていた愛里
急に声をかけられて、びっくりして、逃げようとしたけど、手を掴まれ…手をふりほどこうとするけど、なぜか離してくれない
名刺を渡され、カメラマンだとわかった。
もしかしたら、いい人なのかも?
結局、強引に連れていかれ、写真を撮られ
見せてもらった写真の中の私は別人のようだった
そして、家に連れていかれ…
都合のいい夢?ほっぺをつねってみると、痛かった。…やっぱり現実なのかも?
あまりにも急な展開に、ただ呆然とするばかり
彼女を失った
寂しく感じられて
俺は驚く
本当にどうしたというんだろう…
オレは…
俺の心がズキリと痛んだ
失ったもの…
もう戻らない
どれだけ後悔しても…
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愛里がレストランをやめていた。連絡先も何も知らない。彼女を失った
この気持ちは、いったいなんなのだろう?
ぽっかりと心に穴があいた
会えなくなるんだったら、サッサと気持ちを伝えておけばよかった。もう、何もかも遅い
気持ちを認めたくなくて、何も伝えられなかった。すごい後悔してる
彼女の笑顔
とてもあたたかく
周りの人々の心を和ませる
彼女のあたたかさを感じながら
不思議なほど幸せな気持ちになる
それなのに…
彼女はいなくなってしまった
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愛里がいなくなってしまった。
愛里がきてから、明るく、あたたかさを感じながら過ごした日々
本当の子供のようにかわいかった
愛里が働くレストランを訪ねると、レストランもやめていた
どこへいったんだ…
キミとの生活
ドキドキすることの連続
心臓がいくつあっても足りない
キミの笑顔に誓って
俺は変わるよ
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愛里と一緒に過ごし始めたアラン
いつも、朝は遅くまで寝てる
愛里「おはよー」と、起こされた
アラン「今、何時?」
愛里「7時」
アラン「はやっ」
愛里「何言ってるの?もう7時だよ?朝ご飯食べよう」
アラン「俺、朝ご飯食べないから」
愛里「えー、朝ご飯食べないとダメだよ」
って、結局一緒に食べた。一緒に食べるご飯は…おいしかった
早起きしたので、時間があるから、庭に出て、愛里の写真を撮った
メイクも何もしていないけど、朝日の中、微笑む愛里、かわいい…
この笑顔を…
彼女は…
俺にニッコリ微笑みかける
窓から明るい陽射しが差し込んでくる
光の中に立つ彼女
思わず見とれてしまう
俺の胸が
ふいに甘く痛んだ
俺はこの瞬間
恋に落ちる
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今日も朝、愛里に起こされる
「おはよー、アラン」
愛里の声の甘さが、なぜだか、心にさざ波を立てる。名前を呼ばれただけなのに…
朝ご飯を食べに行くと「今日は、一緒に食事してくれるんだね。」微笑みながら言われる
愛里のささやき、今まで感じたことのない甘い気持ちになる…
「うれしいかも」
最初に会った日あの日と同じだ。俺は鼓動が速くなるのを感じながら思う
…どうしても、愛里から目をそらせない
…どうしてだろう?まるで愛里を好きみたいな
…どうして?見つめ返してくるんだよ
俺はこの瞬間、恋に落ちる
彼女の顔に浮かぶ満面の笑み
陽光に負けないくらいにまばゆくて
彼女に思わず見とれてしまう
俺を見上げてくる
心がふわりと熱くなる
あの日彼女に出会えた偶然
これは運命?
初めて神に感謝した
彼女が俺を想ってくれる日なんて
もしかしたら一生ない気がして
思わずため息をつく
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彼女の煌めく笑顔を見ながら
心の中で話しかける
…キミの存在をどんなに大きく感じているか、わかっていないんだろうな。
いけない、いけないと思いながらもどんどん愛里に気持ちが傾いていく自分に気づく
俺は速い鼓動をおさえようとして、胸を手のひらでおさえる。どうして、こんなにドキドキしてるんだろう?
愛里はなんとも思ってない…わかってる
思ったら、なぜか心がどんどん沈んでいく。どうして、こんなに寂しい気持ちになるんだろう
あの日の偶然の出会いのおかげで
あなたに出会えたから
あなたのおかげで
ここに居場所が見つかった
でも…
いつまでもこうしていられないんだ
今は楽しんでおこう
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愛里は、アランと一緒に過ごしても、気づけば自分のことばかり考えている
こんな甘い気持ちじゃだめだよね
ずっとここにいられるはずないんだから、ここにいられる間は楽しもう
いつと、アランにもらってばかりで、申しわけなさすぎる。
眩い笑みを浮かべる彼女
彼女の笑顔を思い出す
俺は自分の心を自覚していた
パズルの最後のピースが合ったように
ワケのわからないの全てが完結する
いなくなってから気づいても遅い
心が痛い
どうしてこんな風になるんだろう
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愛里は、素直でまっすぐで優しくて、愛おしい
なぜか…愛里を意識してしまってる気がしていた。俺は自分の気持ちを認めることから逃げていた。でも、この気持ちは、もう止めることはできない。
俺がそばにいて守ってあげたいと言いながら、こんなにも愛里を好きになってしまっていたんだ。
シャルルは、思っていた以上に愛里のことを好きになっていた
いなくなってから、認めた想い
くだらない嫉妬したり
そんな自分がめちゃくちゃイヤ
そんなことを言って嫌われたくなかった
あぁ…どうして?
こんなことになったんだろう?
私の心をしめつける
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愛里がいなくなれば、シャルルと一緒にいる時間が増えると思っていた。一緒にいる時間が増えれば、振り向いてくれるって思っていた。あの子さえいなければ…
愛里がいなくなった今、シャルルはレストランに一度もこない。こんなことになるなんて思っていなかった。
どんな時でも、一番近くにいたかったのに…