そばにいられるならいい
ずっと思っていた
このまんまずっと…
一緒にいられると
思ってたのに…

このまま終わりたくない
もっと近づきたい

オレじゃダメ…か?
これからはオレだけを見てよ
お前じゃなきゃ
そんなこと思えない

もう我慢できない
お前をオレのものにしたい
伝えたい想い
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愛里と一緒にいられて、嬉しかった
でも、離れていってしまった
愛里は、俺以外のヤツにも優しいから不安になる。もう我慢できない。愛里を俺だけのものにしたい。

兄だと思ってるって、わかってるけど…伝えたい想い…

今、伝えないと、他のヤツにとられそうで
本当は兄弟じゃないことを伝えて
「好きだよ。一緒に暮らそう…」
2人で住むために部屋を用意して、合い鍵を渡した

「好き」聞き間違えかと思った

「しーちゃんが好きだよ。兄弟だと思ってたから…あのまま一緒に暮らせないと…思って…」

本当…に…?夢…じゃ…ない?
兄としてじゃなく、抱きしめたかった
大好き

「愛、好きだよ。どこにも行かないで。愛がいないと寂しいから…」
2人の距離が近づき、キスした
感じる熱
もう絶対に離さない…から
覚悟してね






突然…こんな…
なんで…?
本当なの?
私なんかでいいの?

素直に伝えたら
幸せな明日が待ってる?

熱い声
まっすぐな瞳

なんて幸せな
幸せ過ぎて夢みたい

もう離れたくない
いつだって私を好きでいてね
ずーっと…
ぎゅっとしていてね
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詩音の突然の告白に、戸惑いを隠せない愛里

兄妹の関係のはずが…突然変わる?

「好きだよ。」なんて言われたら、泣くしかないよね
泣いてる愛里を抱きしめる詩音の広い背中、力強い腕、少しずつ近づき、ゆっくり始まる恋
温もりがうれしくて、幸せで、大好き…もっと好きになっちゃった

私にもドキドキの恋が見つかった
しーちゃんが大好き

今までと何も変わらないのに
何もかもが変わった

戸惑いもときめきも
どっちも本当の気持ち

あなたと一緒に過ごす
な…なんでか嬉しくて
涙がこぼれた
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初めて2人だけで過ごす
今までとかわらないのに…
嬉しくて涙がこぼれた

ずっと兄だと思っていたけど、今日からな恋人
急に変わった関係に戸惑う

こんな風に一緒に過ごすなんて、夢みたい
大好きな詩音がいれば、それだけでいいよ
十分幸せ

お前の涙なんて見たくない

でも…
幸せな涙なら

泣いちゃうくらい
俺のこと好き?

どんなことがあっても
もう気にしない
お前と一緒にいたら
すぐに幸せになれるから

これから始まる生活
2人だけの時間
どんな時も
一番近くにいて…
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朝早くに目覚めた
隣には愛里が寝てる
寝顔もかわいいなー

夢じゃなかったんだ
そっと抱きしめる
もぞもぞと起きて、ふにゃって、可愛らしく笑って「しーちゃん、おはよう」
かわいすぎて、言葉のかわりにキスした

愛里…俺のものだから…
たまらなく愛おしい
夢みたい

涙…
「幸せで…」って、泣いちゃうくらいに俺のこと好きってこと?

涙は、俺の前だけにしてね


あれ…?
なんか…やっぱり…
迷惑だった?

今…一瞬…
壁を感じてしまった
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気づいたら、一緒に過ごして…
でも、いつかは…離れていってしまうかもしれない…不安がよぎる

「いつかは…」って、もう少しで口を伝いそうになったけど、離れがたくなる気がして、飲み込んだ

「料理の仕事をしたい」って、詩音に話した
初めて見る顔…そんな怖い顔しないで…
無意識だと思うけど、怖い

壁を感じてしまった


やっぱり
お前の笑顔はかわいい

素直でかわいい
そんなお前が好き

こんなにかわいいお前を
他のヤツに好きになられたら困るから

このまま
どこにも行かないように
ここに閉じこめてしまいたい
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いつでもかわいすぎて、ゾクゾクとしてたまらなくなる。またいなくなってしまったらどうしよう、不安でたまらない。

一緒に住んでる、この部屋に閉じこめてしまいたい。




信じていいのかもしれない
でも怖いの

あなたの気持ちがいつまで続くか…
私なんかを好きで居続けてくれる?

信じて本気になって
私ばっかりが好きになって
捨てられて傷つくのは怖い

幸せなのに
襲ってくるこの不安な気持ちを
どうかぬぐって
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急に変わった関係、今まで意識してなかったのに、彼氏とか彼女等とかまだ慣れなくて、不安がつきまとう

信じてないわけじゃないけど、不安になるの

だから…ゆっくり…待って…

1人で決めないで
不安になんてならないで
絶対に離さないから
絶対に別れないから
俺のこと信じて
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こんなに好きなのに…なんで信じてくれないんだよ…

「信じてないわけじゃないけど、不安になる。ごめんなさい。どうしたら許してくれる?私、何でもするから…」
「何でもしてくれるんだ。じゃ、愛里からキスして…」
「…えっ」もじもじしてる
「何でもしてくれるんじゃなかったの?」
恥ずかしそうな赤い顔で…チュッ
「約束して、俺のことを信じる…って」
あっまーいキスして…

「ま…待って…」
「彼女になるまで、どんだけ待ったと思ってんだよ。俺を刻み込んでいくよ?今夜は容赦しないよ」

今…やっと…本当につながった

「あ…愛里…好きだよ」

幸せ過ぎて、夢かも…でも、腕の温もりが現実だって教えてくれる
体中がこんなにも熱くて、幸せな気持ちになれる

心も体もひとつになれた…



キミにまた会いたいよ

避けられてる?
会いに行く

なんで…
会ってくれない…んだ…

ひどい…よ
何もなかったみたいに
この間のこと…
忘れてほしい?
無理…だよ

オレ…本気で
本気でキミが好きなんだ

なんで…
この間会いにきたんだよ
ますます忘れらんない
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この間キスして、抱き合って…
もう一度やり直せると思っていた
なのに、愛里は全然こない
なんで…なんでだよ…

避けられてる?会いたくて、会いに行く
でも、会ってくれない
なんで…なんでだよ…

このまんまじゃ、人生設計が崩れてしまう
愛里と毎日過ごせたら、毎日が楽しい…な

肉体的にも、精神的にも疲れたよ

なんで、この間会いにきたんだよ
ますます忘れらんない…