いくつも…恋をして
いくつも…失敗して

だから…今…
悪いことしか考えらんない
もう自分に自信がない

でもこのまんま終わりたくない
間違ったって…なんだって言うんだ
沢山後悔したんだから

きっと…次こそ…は…
もう恋しない…なんて言わないよ
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いくつも恋に失敗してきた愛里
悪いことしか考えらんない

でも、このまんまじゃヤダ
今までの失敗を次にいかしたい

もう恋しない…なんて言わないよ



つらい時
支えてくれたのはあなただった
笑顔にしてくれたのもあなただった

期待しちゃいけないのに
手を差し伸べられると
思わずすがってしまいそうになる

あなたのそばにいたい
あなたの隣で笑顔を見ていたい
ずーっと一緒にいてくれたら
どんなに幸せなんだろう

あなたはいつも…
突然私の心の中に入ってくる
惹かれていく気持ちを止められない

涙が頬を伝う
もう少し…
もう少しだけでもいいから…
あなたと一緒にいたい

でも…こんなことが
いつまでも続かないって
わかってる
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つらい時、いつも一緒にいてくれたのは、詩音だった。詩音の隣にいると、笑顔になれた

詩音の温もりに、心を預ける

1人では乗り越えられないことも、詩音がいてくれたら、きっと乗り越えられる

何も考えずに、ただ純粋な気持ちで詩音の隣にいたかった
でも、こんなことがずっと続かないって、心の底ではわかってる



お…お前…
なんで…泣いてんだよ

そんな風に泣かれたら
ほっとけないだろ

ずーっと一緒にいるから
1人にしないから
泣くな

お前に一番近い
この場所で
毎日…一緒にいるよ
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早く帰ってこれたから、ケーキを買って、家に帰った
愛里は自分の部屋にいるのか…
「ケーキ買ってきたから、一緒に食べよう」って、部屋に入っていった詩音

詩音「どうした?」
愛里「なんでもない」
詩音「どうして、泣いてんだよ」
愛里「…っ」
明るく振る舞ったって、やっぱりアイツのこと忘れらんないってことなの…?
愛里「暇だったせいか、お昼寝しちゃったら、夢を見たの…お前なんかと一緒にいられない…
って、しーちゃんがいなくなっちゃったの」
そして、また泣きはじめた
今の涙は、俺のせいだったんだね。俺、嬉しいよ。うれしー…

ぎゅっと抱きしめた
詩音「ずーっと一緒にいるから、1人にしないから…泣かないで」
なんで、こんなかわいいこと言うんだよ。かわいすぎて困るよ
愛里「ずーっと一緒にいたい」
愛里に一番近いこの場所で、毎日一緒にいるよ
強く抱きしめた腕の中、温もりがうれしくて、幸せで

愛里…お前に出会えてよかったよ
笑顔もかわいいけど、俺のために泣いてくれるなんて、かわいすぎるよ

俺なしじゃ生きていけなくなってよ
俺、わがままで、欲張りだから、この気持ちをどうにか隠して、抱きしめる

見た目とか中身とかに惹かれるんじゃなくて、愛里だから…愛里と一緒にいられたら、今はそれだけでいいよ

本気にかわいすぎて困るよ




真剣な顔
こんな顔初めて見た

世界が違う

そばにいたから忘れてた
こんな気持ち

今は…
ここにいたくない
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詩音から、台本忘れたから届けてと言われて、届に行った

真剣な顔で…
仕事場の詩音つまてこんな…感じなんだ

一番かっこよかった

「何よ…あの子…」まわりの人達が話してる
浮かれてた愛里…場違いな事に気づいた
今はここにいたくない

終わったら一緒に帰ろうって言われてたけど1人で帰った
でも、このまんま家に帰る気になれずに、ママのところに帰った

近くに…
もっと…

なにやってるんだろう…
私…

普段の姿を知ってるのは
私だけなんて

そんなこと思っちゃうのは
好きになっちゃったのかな…?

でも…
釣り合わないって
住む世界を目の当たりにして
今まで見ないようにしてたものが
目に入ってきた

今のうちに
私から離れた方が
ううん
いつか離れる時がくるなら
今のうちに離れるほうが…
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今日は学校が休みだから、詩織の家に遊びに行った
誰にも相談できなかった、詩音への気持ちを相談する。やっぱり…恋なのかな…
そして、詩音の仕事を見て、場違いだと感じたこと、離れた方がいいと感じたことを相談する

詩織、いつのまにか彼ができたんだ…
相手はどんな人なんだろう…?
気になってしまう
恥ずかしながらも、教えてくれた…びっくり…
まさか、お兄ちゃんだったなんて
びっくりしたけど、嬉しいな

詩織に話したら、気持ちがスッキリした
詩織「私もいるし、戻っておいでよ」



もう会う必要はない
わかってた

何か言葉をかけたかったけど
跳ね返されるのが怖かった
何も言えずに終わった

期待なんかするものじゃない
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ずーっと一緒にいられると思って、浮かれていた。だから、仕事を復帰して離れるのがつらくて、忘れ物を届けてもらうことにした。仕事が終わるのを待ってもらって、一緒に帰って…どこかで一緒にご飯食べて…なんて、勝手に予定してた

それなのに、いつのまにかいなくなっていた
メールに気づいた…ママのところに戻ります。もう怪我も治ったし、大丈夫だね。って

ずーっとって、怪我が治るまでってことだったの?ずーっと一生いてくれることだと思っ手他のに、まさか、こんな突然…

せっかく仕事も始まったのに…
愛里がいなくなってしまった


いつも人のせいにして
運が悪いだけ…って思って
いつも誰かに頼って
現実を見てなかっただけ

失敗してら
またやり直せばいい

後悔しないために頑張る
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初心にに戻ってやり直そう

いつも、誰かに頼ってた

こんな私キライなの
大きらいなの

だから、もっと素敵な自分になれるように、頑張るね

詩音が頑張って仕事をしているのを見て、もう一度料理の仕事をしようって…仕事を探し始める愛里


お前はいなくなってしまった
お前がいないと
俺の世界から色が消えた

一緒に過ごした日々も
全てが灰色に変わった

だからもう一度戻ってきて…
少しでも会いたくて
わがままな愛

オレ…
一番大事なことを
選ぼうとしている
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2人で過ごした時間は、俺の宝物。でも、俺わがままだから、今のままじゃイヤなんだ。このまんま離れるなんてイヤなんだ。

今…気持ちを伝えなければ…

今から、伝えに行く

そばにいられるならいい
ずっと思っていた
このまんまずっと…
一緒にいられると
思ってたのに…

このまま終わりたくない
もっと近づきたい

オレじゃダメ…か?
これからはオレだけを見てよ
お前じゃなきゃ
そんなこと思えない

もう我慢できない
お前をオレのものにしたい
伝えたい想い
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愛里と一緒にいられて、嬉しかった
でも、離れていってしまった
愛里は、俺以外のヤツにも優しいから不安になる。もう我慢できない。愛里を俺だけのものにしたい。

兄だと思ってるって、わかってるけど…伝えたい想い…

今、伝えないと、他のヤツにとられそうで
本当は兄弟じゃないことを伝えて
「好きだよ。一緒に暮らそう…」
2人で住むために部屋を用意して、合い鍵を渡した

「好き」聞き間違えかと思った

「しーちゃんが好きだよ。兄弟だと思ってたから…あのまま一緒に暮らせないと…思って…」

本当…に…?夢…じゃ…ない?
兄としてじゃなく、抱きしめたかった
大好き

「愛、好きだよ。どこにも行かないで。愛がいないと寂しいから…」
2人の距離が近づき、キスした
感じる熱
もう絶対に離さない…から
覚悟してね