初めてなんだ
こんな気持ち
あの日からずっと
彼女のことを考えると
苦しくって
でも胸が暖かくなる
もっと彼女と話してみたい
もっと彼女のことを知りたい
どうしよう
これ以上好きになっても
辛いだけなのに
もしかしたら
恋しちゃったのかも
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好きなアイドルの為に、愛里を怪我させてしまった。どれだけ後悔しても、この事実は変わらない。
アイドルに憧れていた。表面的な綺麗さに騙されていた。愛里に会うたびに気づく、愛里はすごくあたたかい。退院してから、会う理由がなくなった。
愛里に嫌な思いをさせた事実は…胸を締め付ける。彼女と一緒にいられたら、毎日楽しいんだろうな…
俺変なんだ。もっと愛里に会いたい。ただ…会いたい。今なら言えるよ…もっと会いたい
1人じゃないから
俺がいるから
ずーっとそばにいるから
俺が守るから
泣かないで
笑っていて
ずーっとそばにいるから…
一生かけて守るから
違う…
ずーっとそばにいてほしいんだ
ずーっと離れたくないんだ
お前を離したくないんだ
過去は取り返せないけど
未来は…
ずーっと一緒にいたいんだ
全てをお前に捧げるよ
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ずーっとそばにいるから…
そう言ったけど、本当はちがう
ずーっとそばにいたいんだ
ずーっと離れたくないんだ
好きだ…愛里のことを考えない日はないくらい
全部がかわいいよ…好きなんだ
俺たちずっと一緒だよ。離れても、ずっと繋がってるって思える。だけど、離したくない
今は好きじゃなくてもいいから、これから好きになってほしい。必ず振り向かせてみせる
1人じゃないよ
ずーっと一緒にいるよ
心地よい言葉
私なんかには
もったいないほど素敵な人で
だから…
もしも離れる日がきても
ショックを受けないように
覚悟を決めた
この居場所だけでも大切にしたい
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ここにいてもいいの?わからないけど、忘れらんない思い出になるように、今は幸せに浸らせて
私は、少しずつ変わっていくよ
キラキラ光る未来を目指して
あなたのそばで、一緒に時を刻もう
少しずつ想いが深まって
気づかなかった色々なことが見えてくる
知らなかった彼女が沢山増えていく
先が見えないくらい
気づいたらどんどん惹かれていく
人を好きになるって
こんなにドキドキする
気持ちがあふれてきて
胸が痛い
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退院してからも、愛里のことが気になって…
会いに行った
いつも、髪をしばって、眼鏡をしていた…
出てきた愛里は、めちゃくちゃかわいくて…かわいすぎて…ますますドキドキした
体調が大丈夫か…気になっていたと、話して…
すぐに帰るつもりだった
元気そうでよかった
「わざわざありがとうございます。時間があるなら、お茶でも…」
と言われ、ついつい…あがって
ケーキとコーヒーを…
おいしいケーキ買ってるんだなー、誰かくるのかな?なんて思っていたんだ
「おいしい」と言ったら、喜んでる
手作りで、こんなにおいしいのか…
ただ優しいだけじゃなくて、お菓子作りもするんだ
知らなかった愛里のことを知るたびに
愛里が本当にまっすぐだと感じる
俺とは正反対だ
こんな子と付き合っていたら…
あったかい何かで心が満たされていく
どんどん惹かれていく
でも、あの時のことを後悔してる。あんなことするんじゃなかった。
キミの頭の中に
オレ…いた?
オレのこと
少しでも頭にあった?
会いたくて…
ただ…キミに会いたくて…
夢の中でも
キミといられたらいい…のに
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自分が悪いって、わかってるけど、愛里に会えない現実を受け入れられない春人
会えないなら、せめて夢の中でも会いたくて…
睡眠薬をいっぱい飲んだ
それなのに、夢にさえ出てきてくれなかった
目が覚めたら、病室だった…
愛里のことをこんなに考えている
愛里、キミは少しでも頭にあった?
キミに会いたい…
バカみたい
いつまでも
好きでいてくれてたなんて
でも…ね
あの時のとげが
今も胸に残ったままなの
もう一度なんて考えらんない
あの日の傷はまだ忘れられないの
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今も好き…
バカみたい…
なんで、あの時、言ってくれなかったの?
私はずるいから、いつもすぐに逃げていた。傷つきたくなくて、こんな私だから、うまくいかなかったんだと思う。
誰のせいでもない、結局、私が自分でなんとかするしかなかったんだ
あなたは優しいから、きっといい人見つかるよ
さ…さよなら
オレの知らないところで
アイツに会うなんて
頭がおかしくなりそうだよ
早くアイツのことなんて忘れて
オレだけを見て
俺が大事にするから
早く忘れて
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アイツが入院した…って、連絡がきて、心臓が止まるかと思った
アイツに会いに行くの…か?
もう別れてるんだから、行くな
言いたいけど、言えなかった
会いにいかなかったんだ…
心配させんな…よ
でも、アイツのこと気にしてる…
オレ…心狭い?
愛里は、特別なんだ
初めて会った時から
今も変わらない
ずっと…ずーっと
変わらずに好き
重なる唇
キミを抱きしめていると
体温を感じていると
安心する
キミは今…も
オレのこと好きなんだね
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今日も病室で眠る春人
唇に感じるぬくもり
あ…愛里、帰ってきてくれたんだね
嬉しくなって、ぎゅっと抱きしめた
そのまま出ていってしまう愛里、やっぱりまだ俺のこと好きなんだね
嬉しくなって、そのまま寝てしまった
もう一度起きると、誰もいなかった
でも、唇に体に感じるぬくもりは…
寝ぼけていた春人は間違っていた
愛里だと思った相手は、大学の子だった…
ますます愛里とこ距離が開くとも知らずに…
何を期待してたん…だろう?
もう彼女ができたんだ
あんまりショックじゃなかった
恋がさめるのって一瞬…
女の子と仲良くしてる
珍しい光景じゃない
あなたが幸せになりますように…
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またママのところに写真が送られてきていた
春人の病室でキスして、抱き合う2人
別れていたし、あんまりショックじゃなかった
でも、これが真実なんだね
愛里のこと好き…なんて言いながら、彼女がいるって…
これって、今までの人と変わらない
私が浮気相手だったってこと…?
ショックは受けなかったけど、恋がさめるのって、一瞬…
きっと赤ちゃんができて、迷惑かけたんだろうな、彼女と幸せになってくれたら、いいね
もう、二度と会わないと、決意した愛里