「智也さん……」



なのにあやちゃんは理性を壊すような事を。





ギュッと抱きついてきた。


抱き枕にぎゅうっとするような感覚で。





「……あやちゃん、やっぱ誘ってる?」

「えっ!?」



見る見るうちに真っ赤に染まる可愛い顔。






「違います…!!そんなつもりじゃ……。ただ…甘えたかっただけで」



キューピットの矢がハートにズッキュン。


こ、この子…本当に可愛過ぎる。





完全にノックアウト状態。


それと同時に、誰にも取られたくない、と。


大きくなる独占欲。