「私は…ご飯より…智也さんが、いいです…」 「……!」 こ、これが俗に言う胸キュン。 今、かなりキュンときた。 「智也さんに…甘えていたいです……」 な、何この可愛い子は!? 可愛いにも程がある…天使だよぉ。 「奇遇だね。僕も、甘えていたい。よし、うち行こうか」 「はい」 「あ、その前に片付けなきゃ」 使った器具を片付けて、私服に着替えて、あやちゃんと手を繋いで医院を出た。