「21歳の年齢差は大きいですけど……でも、私は…それでも…先生が」




夏依ちゃんの今の顔は、同じ。


あやちゃんが僕によく見せる表情と全く同じ。




恋してる表情だ……。






「私っ…先生の事がっ……」



そう言った、次の瞬間。








「……!!」



唇に、柔らかい感触が。





その柔らかいモノが離れた時に、やっと理解できた。



触れたのは……夏依ちゃんの唇。