7時30分。





また電車に乗り、ドアが閉まるのを待つ






ドアが閉まりかけた瞬間





ドンッ!!





無理やりドアを開いて入ってきた人。





「駆け込み乗車はおやめください。」






本当!本当!駆け込んでくるな!





心の中でつぶやきながら、おじさんだろうなー?なんて思いで顔を見る…






あれ!?さっきのヘッドホンボーイじゃんっ!






ヘッドホンボーイは駆け込み乗車をしたせいで、みんなに見られてペコペコ頭を下げていた。






笑いをこらえながらヘッドホンボーイを見ていたら、また目が合ってしまった…






ヤバイ ヤバイ…






ヘッドホンボーイが何か言おうと口を開いた瞬間、駅に到着。







逃げるようにして、電車から降りた。







きっと、「何?」とか言おうとしたんだろうなぁ…






怖かった怖かった…