家に帰ってきた…






疲れたー







本当に今日いた女の子が 明 鳴海 なのか
確かめるために、幼稚園のころのアルバムを開く…






アルバムには、俺よりも背の高い三つ編みの女の子が写っていた。あーやっぱり鳴海だ!





ガチャン






部屋のドアが開いた。






「アルバム見てるのー?あっ、この子 鳴海ちゃんじゃない!懐かしいわ〜」







「母ちゃん、勝手に入らないでよ!」







「あら、ごめんなさいねー洗濯物おきにきたのよ。自分で取りにこないのがいけないんでしょ!?
どうして、アルバムなんか見てるの?」







「今日、その明 鳴海に似てる子見たからそうかな〜って思って」






「鳴海ちゃんだったの!?」






「うん…」







「じゃあ、鳴海ちゃんのお母さんにメールしとかなきゃ!」






ガチャン






ドアが閉まる。








「え!?メールするの??しなくて、いいって!!」






恥ずかしい思いするのは俺なのに…