「ってゆーか、何で優兄ちゃんがここにいるの?」

「あぁ、それは

きゃぁぁぁぁッ!

急に黄色い歓声が響き渡った。それに続き・・・

「玲さまぁ!」
「陽さま素敵ィ!!」
「佑樹くぅん!」

どこから出るのかわからないほど、甲高い、媚びるような声が聞こえてきた。

「うるさッ!」

そう思い、声がした方を向いてみると

「・・・ッ!」

思わず行きを飲むほどのイケメンが、大量の女子に囲まれていた。