「ひかる、急に来ちゃってごめんね!でもどうしても聞いてほしい話があるんだけど……
でもまずはなんで王子、あっ相ケ瀬くんがここに?」
とりあえず入ってとあたしは少しドアを広く開けて、あやを中に通した。
そしてダイニングテーブルに対面であやとあたし、相ケ瀬くんで座った。
「それでね、あや。これは絶対に誰にも言わないで欲しいんだけど」
あやはすごく興味津々で何回もコクンコクンと頷いた。
「俺からもサッカー続けられるかの危機になるかお願いしたいんだけど」
「口だけは堅いので任せてください!ダテにひかるの親友やってるわけじゃないので」
その言葉を聞いて、あやなら大丈夫だって思えた。
今までこんなに一緒にいてくれたあやだもん。大丈夫に決まってる。