「うわぁぁ!ごめんごめん!」

少年は慌て、タオルを探しにベッドから降りる。

ズルッ

嫌な音がした。

少年は足を踏み外し床に頭を打ち付けた。

「いたいっ...っく...」

少女も異変に気付く。

「ひーくん?どーしたの?」

少女の声が強張ってきた。