~放課後~
それから、来斗のお母さんに連絡をとり、急いで病院ヘ行った。
先生には、授業を集中せずノートをとっていなかったから放課後職員室ヘ来なさい、と言われたが無視して来てしまった。
~病院~
ナースステーションで部屋番号を教えてもらい、『走る』のは、失礼だからはや歩きで行った。
そこには、いつもと同じの笑顔があった。
来斗のお母さんと話をしていた。
「あっ心結!!学校終わったのか」
「うっうん、それより大丈夫?」
「あ~今、先生来て話するってよ」
こんなに明るいなら病気も軽いんじゃないかって思ってた、でも全然違ってた。

ガラガラ…

「失礼します」
先生が来た、先生の顔は悲しみの顔にもみれたかもしれない。
「あの~関係のないかたはこの部屋からお出で頂けないでしょうか?」
「あっ先生ダイジョ~ブッス幼なじみなんで、俺が許可します。」
先生は、そのままベッドの横へ立っていた。
そして、誰もが考えつかないような言葉を出してきた。これが先生の仕事であるのかと思うと、それは悲しみで一杯だ。
「来斗君の体は…」
そこで少し先生の声が止まっていた。