美月の友達

その頃ファミレスでは

杏海「あの2人ほんとむっかつくー!柊くんもあれからどっか行っちゃったし!」

五月「太陽も戻ってこなかったね」

美月「うん…」

杏海「大体、美晴だっけ?なんか双子とは思えないくらい似てなくない?!」

五月「それ思った。ていうかあっちは覚えてないんじゃない?」

美月「それはないと思う。だって目合ったもん。その時多分『久しぶり』って」

杏海「まっじでー?!?!それであの態度?!」

美月「…」

五月「でもさ、なんでこの高校に美晴いるんだ?」

美月「…離れ離れになるとき、約束したんだ。高校で会おうって。それがここ」

杏海「えっ?!じゃあ美月がここに行きたいって行ったの、美晴に会うため?!」

美月「いや、美晴に会って思い出したんだけど…」

五月「美晴は覚えてたのかな」

美月「どうだろ…」


と、話していた時だった。


カランっ

「いらっしゃいませー」




やっぱり運命。それぞれの出会いが運命。