登場人物

主人公 中野 美月 (15) 中野 美晴 (15)

輝良 太陽 (15) 輝良 月翔 (17)
水都 杏海 (15) 五十嵐 五月(15)
木佐 佐紀 (15) 立花 豪 (15)
田原 柊 (15) 田原 椿 (14)
序章


春が来た。今日から高校生。



ふと見上げると桜色の空だった。
桜の散る通学路




「今日からここが私の学校!」



桜散るなか見えた空はとても澄んだ青だった…ー。
新学期



杏海「みっつきぃー!」

騒がしい教室の中、はっきりと聞こえる声。


美月「杏海ー、声でかいってばw」

杏海「だって3人揃って同じクラスだよ?!」

五月「だーからいったじゃん!私達3人はこれはもはや運命っ」

美月「そうだね!」


教室には元気な声で溢れていた

始まりの季節。友達もそれに恋愛も…

杏海「みつきぃ~良かったね!太陽くんと同じクラス!」

美月「ちょ、ちょっともうっ!杏海だって柊くんと同じじゃん!」

五月「あーはいはい。二人ともよかったねぇー」

杏海「五月…なんかごめんね?」

美月「五月は別のクラスだもんねっ豪くん」

五月「喧嘩うってる?」

美月「ごめんごめーん」

五月「はいはい」

美月「でもでも!ほんとーいいよなぁー。太陽くんと幼なじみなんて!」

五月「そう?」

美月「そうそう!もしかしたら太陽くん、五月のこと好きだったりして」

杏海「そんなこといわなーいっ!」

五月「杏海…否定してよ」

美月「じょーだんっ!ねぇねぇ?みんなの恋実ったらトリプルデートしようね!」

五月「気が早いってのw」

杏海「しよしよっー!!」


新学期…盛り上がりの声が広がる教室。

そして…出会いの原点
出会い

新学期…盛り上がりの声が広がる教室。



そして今、出会いの原点を通過する。



佐紀「そこ、どいて」

美月「えっあっごめんなさい」

佐紀「…。」

杏海「なにー?今のー。感じわるーい」

五月「気にすんな美月。…美月?」

美月「…美晴?」

杏海「え、あの子知ってんの?!」

美月「ううん。あのドアの前にいる…」

杏海と五月「…うわ…。綺麗な子」

五月「美月の知り合い?」

美月「えっと…双子の」

杏海「あぁ!!!!前に聞いたことある!親の離婚で離れ離れになったっていう!」

五月「でもなんでここいんだ?」

美月「分からない」

背筋をピンと伸ばした歩き方で自分の席に着く美晴

杏海「そのーなんだっけ、美晴?は気づいてないの?」

美月「う…ん」

五月「…」

美月「ま、まぁ5歳の頃の話しだしすぐには思い出せないこともあるって!」

杏海「そっか…」

五月「あ、ねぇ。さっきの感じ悪い奴、太陽の隣」

杏海「え?!太陽くんの?!」

太陽くんの周りは女子がいて見えにくいが確かに隣の席にいた。

佐紀「…そこの人。周りの人どっかやるかして。うるさい」

美月「なっ?!」

太陽「あ、ごめん」

周りの女の子達はみんな自分のとこへ戻っていく

太陽「えと…うるさくしてごめんね?名前は…」

佐紀「…佐紀。木佐 佐紀だよ」

太陽「木佐さんか。とにかくごめんね?」

佐紀「…佐紀でいい。」

太陽「えっあ、佐紀?」

佐紀「なんで疑問系なの」

太陽「あ、はい。ふっ…佐紀って以外と面白いね」

佐紀「意味わかんない」

周りの空気はしーんとしてる

そして鐘が鳴った


何か別の空気を持つ木佐 佐紀。

彼女との出会いが美晴と美月を大きく動かす。


動き出す関係


ざわざわ…


杏海「さっきのなにー?!木佐とか佐紀とか知らないけど太陽くんにあんなに馴れ馴れしくしてっ」

五月「美月大丈夫?」

美月「う、うん」

すると

女子1「太陽くんに馴れ馴れしくすんじゃねーよ!」

女子2「太陽くんに近づかないでっ」

木佐さんの周りには女子のかたまりがあった。が

佐紀「べつにあたしから近づいてないしそれにどうしたいかはあいつ次第だろ」

女子1、2「なっ?!」

そして木佐さんに殴りかかろうとしたとき

美晴「やめなよ。正論言われて手出すとかカッコ悪いよ」

佐紀「…」

美晴「…行こ」

女子のかたまりを置いて二人は教室を出た

美月「…美晴」

杏海「えぇー美月ー。ちょっと今のなくない?」

美月「うん…なんか…」

すると一方で

柊「太陽っ。どーすんだよw女子さんが太陽でもめてんぞ」

太陽「んーなんかこういうのやだな。あの2人追ってみる」

柊「はっ?!」

太陽「それに今はここにいたくない」

そうして太陽は教室を飛び出した

杏海「あ、えと」

五月「あー」

美月「…あの二人」

杏海「うっざいねー!なんなの?!太陽くんの気を引きたかっんじゃないの?!」

五月「あ、杏海」

柊「どー考えてもちげーだろ!」

杏海「あっ」

そして柊も教室を飛び出した
2人の間のヒビ

美月「あの二人、許さない」

杏海「柊くんに嫌われちゃったかも…」

五月「美月の双子だから気が引けるけど私もあの二人嫌」




そして静かなまま、みんなは帰っていった
空は青い反面、遠くが暗く見えた。まるでこの後、嵐が起きるように…





その頃屋上では

美晴「木佐さんだっけ?佐紀って呼んでいい?」

佐紀「いいよ。私も美晴って呼んでいい?」

美晴「もちろん!」

佐紀「美晴、なんで私助けたの?きっと嫌われたよ」

美晴「佐紀ってはっきりいうんだね。でもその方がいい」

佐紀「はっきり言った方が相手のためだし」

美晴「なんで助けたの?って言ったね。それが正しいと思ったから。嫌われてもいい。だって性格悪い奴といるくらいなら」

美晴、佐紀「嫌われたほうがマシ」

美晴「ぷっ」

佐紀「わたし達気が合うね」

美晴「だねっ!ねぇ、佐紀。友達に」

佐紀「美晴。もう友達でしょ」

美晴「そうだね!てか、佐紀って思ったより面白い!」

佐紀「美晴だって思ったより明るいね暗いやつかと」

美晴「ひどいひどいひどい!!」

佐紀「思っただけだって悪かった悪かった」

美晴「もう…しょーがないな」

二人は笑いあった。空は真っ青に広がって見えた





豪「うるさいなー修羅場?寝れないんだけど」

美晴「うわっ!?人が現れた?!」

豪「んな、人をお化けみたいに」

ガチャ

美晴「またなんか現れた?!」

太陽、柊「いた!!」


ガチャ

美晴「また?!」

月斗「あれ?太陽?」

佐紀「なんかいっぱいいる」


運命かのように屋上で巡り会った6人。

この先、どうなるのかー…。

美晴の友達

これは、何かの運命ー?
今、動き出す

太陽は今の状況を兄の月斗に
柊は豪に話していた

月斗「なるほどねー。太陽も大変してるな」

太陽「うっせーな」

柊「でも2人が見つかってよかったよ」

佐紀「なんかあとからめんどそー」

美晴「佐紀っ」

佐紀「女子に見つかったら大変じゃん」

豪「おれがいるからか?w」

美晴「確かに大変そう」

月斗「じゃあ場所移そっか」

豪「おい?!」

美晴「あ、はい?」

豪「なんでおれを無視るんだよ?!」

美晴「…怖いです」

佐紀「普通にね」

柊「あぁ。豪は全然怖くねーよ?むしろおもしれー」

豪「だよなだよな?!」

太陽「おまけに寂しがり屋だしね」

豪「なっ?!」

美晴「そうなの?!怖くなくなった!」

佐紀「はやっ」

月斗「ははっ。とりあえずどっか近くのファミレスにでも入ろうか」

佐紀「そうだね」




そうして友達になった6人はファミレスに向かうのであった。
美月の友達

その頃ファミレスでは

杏海「あの2人ほんとむっかつくー!柊くんもあれからどっか行っちゃったし!」

五月「太陽も戻ってこなかったね」

美月「うん…」

杏海「大体、美晴だっけ?なんか双子とは思えないくらい似てなくない?!」

五月「それ思った。ていうかあっちは覚えてないんじゃない?」

美月「それはないと思う。だって目合ったもん。その時多分『久しぶり』って」

杏海「まっじでー?!?!それであの態度?!」

美月「…」

五月「でもさ、なんでこの高校に美晴いるんだ?」

美月「…離れ離れになるとき、約束したんだ。高校で会おうって。それがここ」

杏海「えっ?!じゃあ美月がここに行きたいって行ったの、美晴に会うため?!」

美月「いや、美晴に会って思い出したんだけど…」

五月「美晴は覚えてたのかな」

美月「どうだろ…」


と、話していた時だった。


カランっ

「いらっしゃいませー」




やっぱり運命。それぞれの出会いが運命。
攻め

カランっ

「いらっしゃいませー」

月斗「6人で」

「かしこまりましたーこちらへどーぞー!」

「あっ」

美月「美晴…。」

美晴「美月…。」

月斗「何何?さっき言ってた人?」

佐紀「…」

偶然隣の席になった私達。
そして…

杏海「木佐さん!さっきは大丈夫だったー?もぉちょー心配したー!」

佐紀「…嘘つけ」

杏海「なっ?!」

柊「さっきふつーに悪口言ってたくせによくやるよな」

杏海「そ、それは…柊くん!!違うの!」

柊「…帰ろーぜ」

月斗「そうだね」

豪「お前ら聞いたとーりのやつらだな」

美月「…なに聞いたか知らないけど勝手に思い込まないでよ」

豪「なに聞いたかって?今日、お前らがしたこと」

五月「豪…くん」

豪「あ?!」

月斗「やめよう。これ以上はほかの客に迷惑だ」

太陽「帰るか」

五月「月斗っ太陽っ」

太陽「五月…お前へんだぞ」

美晴「太陽くん。行こ」

ガランっ

「ありがとーございましたー」



美晴達と美月達は完全なる対立。

だか…美月達の嫉妬が最悪の事態を巻き起こす。

空~sora~

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