友達


朝、窓から太陽の光が差し込んでいる

月斗「おい。そろそろ起きた方がいいんじゃないか?」

誰よりも早く起きた月斗

月斗「おい。今日学校だ」

柊「ん。…おはよ」

太陽「ぐごぉぉぉ…。ぐごぉぉぉ…。」

月斗「相変わらずすげー寝相w」

柊「だなw…あれ?美晴は?」

月斗「あ、あれ?!美晴?!」

美晴「あ!みんな起きた!朝ごはんできてるよー」

月斗、柊「おおー!」

柊「ありがとうっ美晴!」

太陽「ぐごぉ……なんかいいにおいする」

美晴「たーいようっ!起きてっ」

太陽「ん。起きる起きる」

月斗「それにしてもみ、み、美晴料理うまいね」

美晴「?」

柊「まじおもしれーwさっ早く食おーぜ」

太陽「食おー食おー!」

月斗「い、いただきます」

そしてみんなが食べ終わった頃

ピロリんっと美晴の携帯が鳴った


美晴「朝からメールなんて珍しいなー?」

太陽「誰から誰からー?」

美晴「あ、豪からだ!」

月斗「ご、ご、ご、豪?!」

美晴「月斗、大丈夫?」

月斗「う、うむ。平気である」

柊「キャラ変わってるからw」

太陽「で、豪がなんだって?」

美晴「えっと…」


豪『おっはよー美晴っ!朝から俺のメール届いて嬉しいか?なんだったら毎日してやってもいいぞ!
それとな、朝に駅で待つ』


美晴「豪、朝からテンション高いなーw」

月斗「ま、毎日メール?!そ、そんな仲なのか?!」

太陽「え?!そんな仲ってあんな仲?!」

柊「動揺しすぎw」

美晴「あんな仲ってどんな仲?」

月斗「っっ!な、なんでもない!そろそろ学校行かないと間に合わないぞ!」

美晴「??じゃ、いこっか」


美晴→豪『毎日は飽きるかな?でも豪からのメールは嬉しかったよ!』


そして四人は電車に乗り、駅に着いた。

着いたのだけれど…

豪「あれ?!四人偶然?!」

美晴「あ、ほんとに待ってる!偶然じゃないよ。みんなうちに泊まったの」

豪「お、おれを置いてか?!呼べよ?!」

美晴「また次ねw」

豪「しょうがないな…だが次は美晴と俺二人だぞ?」

月斗「なっ?!」

太陽「お前本気か?!」

豪「本気だが?」

美晴「私は別にいいけど?」

豪「おう!ありがとな!」

美晴「うん!それじゃぁねー」

月斗「…いいなぁ」

美晴「んっ?」

昇降口を通り廊下を歩いてる途中

月斗「ああああぁぁあぁあぁあああ!な、なんでもない!じゃ!俺3階だから!」

美晴「??月斗またね!」

太陽「やっぱみんな同じクラスっていいよな!」

豪「おれちがうよ?!」

美晴「どんまいw」

太陽「あ、おい待て」

美晴「へ?」

廊下を歩いて教室のドアの一歩手前。

そこにあったのは

美晴「黒板消しだね」

太陽「あぁ。黒板消しだな」

柊「なんて古典的なw」

美晴「まずひっかからないよねw」

太陽「それな!」

豪「昨日のナントカさんがやったんかな?」

美晴「多分ね。それより佐紀は大丈夫かな?」

美晴が教室を開けたとき、見たのは…


それは佐紀だったのだけれど…