美晴の家へ



月斗「で、美晴ちゃんは家どこ?」

美晴「…10駅ぐらい先?」

太陽「遠くない?!」

柊「遠っ?!」

豪「電車寝過ごさねぇ?!」

美晴「寝過ごさないって」

月斗「1人だと心配だし送るよ」

美晴「大丈夫!遠いし家着くの多分10時過ぎちゃうから」

豪「は?!寝過ごすだろ?!」

美晴「寝過ごさないってば豪くんじゃないし」

豪「そ、そうか。おれは2駅先だが寝過ごすぞ?」

美晴「もう帰っとけば?ほんとに寝過ごすよ?」

柊「じゃーな豪」

美晴「ばいばい豪くん」

豪「お、おう。なぁ豪くんってやめないか?」

柊「あわねーなw」

美晴「え、あ豪。」

豪「それでいい。あとおれも連絡先」

柊「あ、おれも美晴のほしー」

美晴「私もみんなの欲しいな」

そして交換し、豪は帰っていった


電車の中

月斗「よし。交換も終わったし帰ろうか美晴ちゃんはおれが送ってく」

太陽「おれもいくよ」

美晴「大丈夫だってば。それに、ふたりが帰るの遅くなるでしょ」

太陽「おれは男ですから」

柊「じゃ俺も行く行く!」

美晴「なんか大事に…うち来る?」

月斗「うん。美晴ちゃんちまで送るよ」

美晴「そうじゃなくて、泊まってく?そのほーが楽だし」

太陽、月斗、柊「えっ?!」

美晴「親いないしね」

太陽「行きてー!行きてー!」

柊「女子の家ー!」

月斗「悪いよ」

美晴「泊まってって下さい先輩?w」

月斗「えっ」

太陽「兄貴なに赤くなってんだよw」

月斗「なってないよ」

柊「なってたね。」

美晴「wwじゃ、行こっか!」

太陽、柊「GOGO!!」

月斗「じ、じゃあお言葉に甘えて…」

美晴「先輩って可愛いですねw」

月斗「なっ?!せ、先輩ってのよせ!」

美晴「え?じゃあ…月斗?」

月斗「あ、ああ」

太陽「兄貴www」

美晴「太陽くんと月斗って仲いいんだね!」

柊「なんかおかしくね?普通月斗くんじゃね?」

美晴「え、おかしいでしょ。年上だし。どっちかといえば太陽?」

太陽「なっ?!」

柊「そっちかw」

美晴「もう太陽と月斗と柊でいいやw豪もねw」

月斗「あ、ああ。それでいいんじゃないか?」

柊「そうだねー!美晴っ」

太陽「おれも美晴って呼ぼっ」

月斗「み、み、み、み、美晴」

美晴「月斗大丈夫?w」

太陽「兄貴重症じゃね?w」

柊「まさかのねw」

美晴「え?なになに?」

月斗「なんでもないよ!」

美晴「あ、降りるよ!」


柊「うわー。真っ暗だねー」

太陽「いっつもこんななか帰るのかよ」

月斗「心配だな」

美晴「いつもは帰るの早いよ?今日はいろいろあったし」

月斗「そうか」

柊「遅くなった時は言ってね?送るから」

美晴「そのたびにとまってく?w」

太陽「泊まる泊まるー!」

月斗「おい…図々しいぞ」

美晴「え?月斗は泊まらないの?w」

月斗「え、や、あのと、泊まりたいです」

美晴「なられっつごー!」

柊「楽しみ楽しみ」


真っ暗な空の中、道中の街灯に照らされて4人は星のように輝いていた