「すぐに答えだせとは言わないけど、できれば一週間以内でお願い。
できるだけ前向きな方向で考えてみて★」








「あ、はい。」











帰りは稜のマネージャーの北原さんが送っていってくれた。






「ただいま~・・・」






「おかえり、未亜。
ちょっと今電話があったわよ!!!
なんか、【櫻井芸能プロダクション】っていうところの社長さんから未亜に芸能界に入らないかって…
櫻井芸能プロダクションって言ったらあのリョウが所属しているところよね★
未亜は芸能界に入る気ない?」







「え!??お母さん賛成なの?」






「未亜がイヤじゃないんなら別にいいと思うよ。」







芸能界か…



今まで考えてみなかった…





どうしよう…





「未亜。ゆっくり決めればいいわ。」






「うん…」