私は渋々ベッドから降り、ベビーベッドからみなみを抱き上げた。


「はいはーい、みなみちゃん。オムツ~?おっぱい~?」


「両方かもな……」


すでに諦めた顔のゼンさんが言う。
確かにみなみのオムツは濡れているし、物欲しそうにちゅぱちゅぱ動く唇はお腹が減っているのかもしれない。


「どっちもさっき済ませたばかりなのに~!」


「よし、オムツは俺が変える。その間、佐波は休んでいろ」


ゼンさんがオムツとお尻拭きを手にやってきた。
私から泣きじゃくるみなみを受け取ると、ベッドに寝かせる。コンビ肌着のスナップを手早く外す頼もしき姿。


「ゼンさん、アリガト。大好き~」


私はベッドに転がり、叫んだ。
ゼンさんがわかってるというように頷いている。