中はあっという間に見て回れた。
走り回り賑やかな声をあげる子どもたちの間を縫って、全部のスペースを見て回り、説明を受ける。
どこも小奇麗で、狭いけれど清潔で安心感のある場所だ。
子どもたちは皆元気で、「こんにちはー!」と私に挨拶してくる。
私の腕の中のみなみに、「可愛いねー」と声をかけてくる女の子は年長さんくらいだろうか。
そして、ぱっと見た限り、挨拶をしてくる先生たちは若くて可愛い先生が多い。
20代前半か半ばか……。
お肌がピチピチですわ。
手前の部屋のゼロ歳児クラスのスペース使い、信田園長が入園案内を見せてくれた。
みなみはその間、ゼロ歳児クラスの先生が預かってくれた。
目新しいチェーンのおもちゃを見せられたみなみは、私と引き離されても文句ひとつ言わなかった。
どこにいった、おまえの人見知りは。
「認可園のお申し込みはされたんですか?」
信田園長が私に問う。
「いえ、急に復職してほしいと言われたもので、出遅れてしまいました。先日、待機児童の申し込みはしました」
「なるほど、それはお困りでしょう」
走り回り賑やかな声をあげる子どもたちの間を縫って、全部のスペースを見て回り、説明を受ける。
どこも小奇麗で、狭いけれど清潔で安心感のある場所だ。
子どもたちは皆元気で、「こんにちはー!」と私に挨拶してくる。
私の腕の中のみなみに、「可愛いねー」と声をかけてくる女の子は年長さんくらいだろうか。
そして、ぱっと見た限り、挨拶をしてくる先生たちは若くて可愛い先生が多い。
20代前半か半ばか……。
お肌がピチピチですわ。
手前の部屋のゼロ歳児クラスのスペース使い、信田園長が入園案内を見せてくれた。
みなみはその間、ゼロ歳児クラスの先生が預かってくれた。
目新しいチェーンのおもちゃを見せられたみなみは、私と引き離されても文句ひとつ言わなかった。
どこにいった、おまえの人見知りは。
「認可園のお申し込みはされたんですか?」
信田園長が私に問う。
「いえ、急に復職してほしいと言われたもので、出遅れてしまいました。先日、待機児童の申し込みはしました」
「なるほど、それはお困りでしょう」